ぼんのう

リアル「勇気あるもの」
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ちよのお父さんは、やはり偉大であった

1万6千円で買い取りますが、

いかがでしょうか?」





年休を一日取り、倉庫の中のガラクタ纏めて中野にあるまんだらけまで売りに行く。
小金井から中野まで、ずいぶんかかるだろうなあ…と、思っていたが、大きな渋滞に巻き込まれることなく、駐車場待ちもなく、予定より5分ほど遅れて中野ブロードウェイまで、全部纏めて車に詰込み、走る。
やはりこれって、ガソリン代高騰の所為だろうか…いつもは渋滞するはずの富士見が丘から浜田山周辺が、スイスイと進む事ができ、非常に驚いた。
意外に思われるかもしれないが、中野ブロードウェイにはあまり行かない。
確かに、秋葉原の変貌が嫌で、流れてきたコアな方々にとっては新たなる聖地ではあるが、ほぼまんだらけ一色という感じがして、正直、個人的には面白味がない。やはり大小さまざまな店が、個性豊かにショップカラーを出し合うのが、我輩は好きだ。
まんだらけが秋葉原にも出来たそうであるが、そこまで車を走らせる気力がない。首都高を利用しなければならないし、何よりも駐車場から離れている。中野本店であれば、地下一階の駐車場を使えば、出し入れも簡単である。
何せ


紙袋 6個分

巨大ダンボール箱 1個



そのダンボールこそが、あの「あずまんが大王」の


ちよ父等身大ぬいぐるみ




我輩…何をトチ狂って、これを買ったんだろうか…。
確か一万強だったような気がするが、封印も解かれず、長時間、貸し倉庫の中で眠っていたのだから、さぞかしパワーの出所に困っていたことであろう。何せマッハ100で飛ぶし、給料は国から支払われるし、最近、中の人は某エロゲーにて怪演していたし…って、あの人ならやりかねないなあ…。

御懐妊となった宣伝室の夫妻に、お祝い品として贈ろうとも思ったが、ベランダから巴投げされかねないので、無難に売る事とした。


それにしても中野ブロードウェイの駐車場って…正直に言っていいかな…
臭いといい、雰囲気といい、日本ではなく、いつだったか、支那・広州で見た駐車場の雰囲気に極めて似ていた。
走り抜けるような仕様ではなく、管理人に鍵を預けて、倉庫の片隅のような場所に停めてもらうというシステム。
出入り口は、食品売り場と直結していて、そこからの何とも言えない複雑に絡み合った有機物の臭いが、換気されることのない駐車場に溜まっている。足元のあちこちには、野菜の切れ屑が落ちており、気を抜いて踏んでしまうと滑ってしまう。


買取場までエレベータで2往復する。
その際、地元のご老人方と一緒に乗ることになるのだが、

「おやまあ、3階まで売りに行くのかね」
「ほほお、これくらいであれば、ちょっとしたお金になりますな」
「うちの孫も、よくここに来て、何か買ってくるんですよ」


さすが、地元

年齢問わず、我輩のように、巨大なちよ父人形を担ぐ姿にも、優しい視線が注がれている(生ぬるい視線ではなかったことを信じたい)。




で、買取開始。
最初に、ちよ父等身大のダンボール箱を、ドンと置いたら、カウンター向こうの店員達全員が


おお!!キター!!






…我輩はひょっとして、ちょっと珍しいものを、売りに来たのかな?「出張なんでも鑑定団」で、壇上に乗る地元民の気持ちにちょっとなった。


で、担当となった店員から…



1万6千円で買い取りますが、

いかがでしょうか?」




となったわけ。






すごいな…。
「あずまんが大王」グッズなら、他にもあったんだけど、ちよ父だけがダントツの買値となった。
未開封とか、ダンボール箱が綺麗に残っていたとか、そんな理由ではなく、本体そのものに価値があったのか…


   ちよ父 おそるべし!




さすが、元機動隊(チョットマテ






買取できない物も意外と多かった。
特に「大運動会」の凧と謎のあかりヘッドホンは、買い取れないとのこと。担当の店員は、個人的に欲しいと言ってたな…譲ればよかったかな…。あと、付録関係も半分が買い取りになり、半分は返却。この見分けが判らないが、多分、多く出回っているものは、買取できないようにしているのであろう。

あと、「サクラ大戦」のジッポライター。
店員曰く、「非常に良いものなのですが、当店では、ジッポライターの取り扱いが少なく、金額も…」とのことで、売るのを中止。
「別の専門店で売れば、最低でも半額保証してくれるはずですよ」とのこと。アドバイスありがとう。

…これ、ニューヨークのその手の店に売ったら、どのくらいになるのかな…。

団扇関係は全部買い取り不可。
邪魔なので、
「店員達で使用してください」と
只で渡す。
さっそくバタバタ、奥で使用している店員がw




総額、2万とんで600円。

当初、駐車場代とガソリン代だけでもいいかな…と、思っていたが、予想外の買取価格に即決。




でも、紙袋2個分の買取拒否の品々が。

時間ができたら、残ったものをこのブログで紹介するとしよう。

ヤフオクに出すという手もあるが、なんか使いこなすことができないんだよな、あそこ。









武蔵小金井駅近くのインド料理屋で、タンドリーチキンセットの夕食。帰りに、小さなパン屋で明日の朝食を買い、帰宅する。
途中の空き地に、一面のあざみ。

必要のない花だと、無視し捨てる輩は、人生の敗北者だと、我輩は思いたい。
必要のないものは、この世にはないと信じたい。
不要であれば、必要なところに渡すだけで良いのだ。
一番残酷なのは、不要なのに、惰性で持ち続けることだ。
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