カレーに泣く

  • 2019.09.07 Saturday
  • 22:51

JUGEMテーマ:グルメ

 

 

 

 

 

 

 

 

台風が来る前に、というか消費税アップの前に買い物を…ということで、眼鏡を新調し、そのまま神保町まで。

毎月一回、ライスカレーまんてんで食事することにしている。

絶品だから通っているのではない。

神保町には多くの食事についてCP高い名店が揃っている。

が、我輩はここにどうしても通わなければならない。

 

吉祥寺の会社を追放され、長らく失業中のおり、職業訓練学校に通い、ビジネス法務を学ぶ機会に恵まれた。

とはいえ、金があるわけではない。

給付金はあるにはあったが、ギリギリの生活を送っていた。

その中で、どうにか法務を勉強し、簡単ではあるが資格を取ることができた。

 

そんな中、毎日ではないが、週に2、3回通っていたのがこの店だ。

カツカレーが一番人気である。

インスタ映えというふざけた行為の所為なのか、全部のせは止めたようだが、あれは一回試してみたかった。

我輩にとっては、ここのシューマイカレーが思い出の味だ。

シューマイをミートボールに見立てて揚げ、シイタケの出汁が印象的な中途半端な甘口のキーマカレーに3個。

美味しいというのではない。

ただ、それをよく食べていた。

安かったというのもある。いつからか600円になってるが、当時は550円…当時の店長はこっちを憐れんでか、500円で食べさせてくれた。どこまでもありがたい店である。

 

第2の青春が、あの日々だったかもしれない。

ゲーム制作の最前線にいた頃、ビジネス法務を少しでも知っていたらと悔やまれることがある。

契約もしかり、労働法もしかり、個人情報や著作権もしかり、だ。

もうあの業界に戻ることはできないが、今でも法律が境界線の前で足踏みしているという話が何度も耳に入ってくる。

それに気づかせてくれ、学びながらも心の中で涙した日々は、あのカレーの味と重なってしまうのだ。

 

 

 

神保町を訪れた際、店構えや周りの雰囲気が独特だが、どうか勇気を出して入ってほしい。

店員は皆、元気で親切だ。

好きなものを頼めば良い、シューマイカレーをわざわざ頼む必要はない。

 

 

 

ひっそりと、涙の味がするカレーが、いつまでも続くことを。

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