「プチ貧乏旅行」の棚卸 10
- 2019.06.01 Saturday
- 13:00
JUGEMテーマ:旅行
間が空けてしまった。
会社での仕事が面倒というか馬鹿らしいというかもうやってられないというか…それでいらぬ気苦労ばかりあって、ブログに向かう気力がなくなってた。
まったく…くだらない雑務ルーチンを、このまま定年まで繰り返してヤレってのかと思うと、履歴書をそろそろ整えてもいいかなとは思ってしまうが、その一方で、ある程度サボることができるという役得を、得られたというのもあるからなあ。
考えてみたら、カタギになって、もう今年で7年。
少しずつ我輩のほうで、このカタギっぽさがなくなってきてるのは確かだ。
最初の頃は、背広を着てたが、今では夏場はモディクルタで出社している。
昼休みにiPadを取り出して、人前で堂々と漫画とかを描いている。
半年先の休日をゴリ押し申請し、出張があれば無理やり延長し観光と食べ歩き。
まあ、不良ではないが、近寄りにくいサラリーマンになってるのは確かだな。
だってさ、出世とか今の会社でさせるってなことをやらないし、給料も上がらない、期待されていないのであれば、会社のために何かってこと、したくねーわな。w
色々問題があり、解決策は我輩ならたくさん持ってる(てか、少し外に目をやれば、簡単にソリューションが見つかる案件ばかり)が、一切提案とかするつもりはない。
下っ端の障害者の言うことに耳を貸さないんだろ?
てな感じ。
どうにも、日本企業のこういう空気、最初から馴染めないんだな。
えっと、なんだっけ、ああそうそう、プチ貧乏旅行の棚卸だっけ。
14) 悪い意味での「郷に入っては郷に従え」
先人たちの言動で、海外において、日本人というだけで、チートである。
居ても騒ぐことはない。
周囲環境を汚すことはしない。
通りの邪魔をしない。
割り込みをしない。
買い物をする際にも、あまり負けろとは言わないし、負けた後で買わずに逃げるということもしない。
ここに一つ一つあげていったら、それだけでブログがいっぱいいっぱいになるからやめておこう。
ただいつも感じられたのは、日本人ということで、相手に安心感が与えられるということだ。
まあ、特定アジアは例外だが。
だが、時には、この礼節や慎みを棄てなければならない状況になったりする。
誰も列を成して並ばないカオスな切符販売窓口やバス乗り場の場合、「郷に入っては郷に従え」。
少し面倒なことになったら、警官にタバコや金を渡してなんとかしてもらう、「郷に入っては郷に従え」。
トレー回収台がスモーキーマウンテンと化したフードコートで食後、そのまま食器を置く、「郷に入っては郷に従え」。
地元の人と話をするならば、とにかく大声でわめき散らかして、ガハハと笑う、「郷に入っては郷に従え」。
割り込みされそうになったら、それの上をいくように、相手を怒鳴り睨んで割り込みし返す、「郷に入っては郷に従え」。
分からなかったら、とりあえずスイッチを何でもいいから入れる、「郷に入っては郷に従え」。
こうでもしなければ、プチ貧乏旅行が無事に済まなかったということが、多々あった。
日本人としての礼節は、世界に十分通じる。
だが、限られた予算と時間しかない身としては、その国での無礼さを真似しなければ通じないことばかりが発生する。
そして面白いことに、この悪い意味での「郷に入っては郷に従え」を繰り返すと、日本人旅行者だと思われなくなり、自然と現地に溶け込んでしまうのだ。
ここで現地の言語を少し使えば、間違えられること100%となる。
ただし注意を…帰国の際に、リセットしよう。抜けるのに、三日かかった…前回、台湾で脱色した。
タイ料理とシンハーを堪能してきましたが、仕事モードに切り替えるのに三日かかりました・・・w