「プチ貧乏旅行」の棚卸 5

  • 2019.05.10 Friday
  • 23:14

JUGEMテーマ:旅行

 

 

8) これができなくなったら「プチ貧乏旅行」は引退

  1. 片方の足の靴ひもがほどけそうな状況を想像してほしい。
  2. 壁などに一切寄りかからず、片足立ち。
  3. 靴ひもがほどけそうなほうの足の膝を、胸に引き寄せる。
  4. バランスを取りながら、その状態で靴ひもを結びなおす。

これができるのであれば、おめでとう、あなたはまだ、多少無茶な旅をすることができる。

もしバランスを崩したりしたら、残念ながらあなたはこれ以上、「プチ貧乏旅行」をしてはならない。

以後、年齢相応に、お金を出して、落ち着いた旅行をすることをお勧めする。

足の指でしっかり地面をつかみ、強力な脹脛でバランスを取り、太もも全体で体重を支えながら、周囲に気を付けて紐を結ぶ。

 

興味深いことに、座りっぱなしの若い人は、これができない。

逆に普段からウォーキングなどで運動している70歳の高齢者が、これを易々とやっている。

 

意味はあるのか、って?

あるんだな、これが。

 

一人旅では、隙を見せてはならない。

色んな状況を想定して行動をしなければならないが、意外と油断するのが、身支度関係だ。

暑いからとジャケットを脱ごうとしてバッグを置くと盗まれる。

おつりを財布に入れ、ポケットに納めるその時が、スリに狙われやすい。

トイレで用を足そうとしたら、リュックのポケットをまさぐられる(先日のジョホールバルで遭遇したが、原則、我輩は外ポケットにモノを入れないようにしているので、被害はなかった)。

 

靴ひもを結びなおすというのは、その中の一つ。

 

普通はしゃがみこんだり、階段の段差に足を乗せて、前かがみになって結びなおすが、これがまた隙だらけになってしまう体勢だと、容易に想像できよう。

かがみこむ時、リュックはどうしてる?背中に回したままなら、狙われやすい。

靴ひもを結びなおしている最中だから、脇に置いたバッグをひったくられたとして、靴が緩い状況で果たして追いかけられるか。

前かがみだから、周囲に注意することがしづらい。後ろから蹴られ、前のめりに倒れたらおしまいだ。

 

大袈裟?

あのね、東京でさえも危ない都市になってるわけで、逆に犯罪のない国があるのか、教えて欲しいものだが。

しかも、「プチ貧乏旅行」は現地そのものの環境に、身を放り込むわけだ。

何が起こるか分からない。

 

で、この立ったまま、靴を結びなおすというのは、防犯の観点から一つの形となる。

だが、それ以上に重要なのは、体力と運動能力が「プチ貧乏旅行」に耐えられるかどうか、自分で試すことができる点だ。

我輩個人の経験だが、人間は足の指と脹脛が頑丈で、大股で歩ける限り、どこへでも行くことができると思っている。

片足立ちで何かできるかというのは、これらの足の部位をフルに動かしていることを意味する。

 

これをお読みの方、一度試されるのがよろしい。

できないからと失望してはダメ。

できなくなったら「引退しろ」とは書いたが、普段から鍛えることでいくらでも足のこの機能を回復することができる。

 

家の中では裸足になり、歩く際に床の感触を確かめる。

タオルか何かを足の指で引き寄せる運動をする。

足の指を開いたり閉じたりする。

四股を踏む。

つま先立ちやスクワットを繰り返す。

脹脛をマッサージする。

 

我輩、上半身はだらしないが、足の筋肉についてはちょっと自慢できるw

 

 

 

9) 俺の後ろに立つな

 

へえ…ゴルゴ、そういうことを言ってないんだ。

いやまあ、別に関係ないが…いや、関係あるな。

身の安全をはかるために、ちょっとした心がけを一つ。

 

ガイドブック、現在ならスマホやタブレットだが、よく道の真ん中でそれを持ってキョロキョロする観光客がいるが、危ないったらありゃしない。

人にぶつかるというのではなく、「私は鴨です」ということを表しているから危ないし、周囲が分からないから隙になっている。

タックル強盗に遭いやすくなるし、身の回りへの注意が散漫になってるからスリに遭いやすい。

 

解決方法?

すごーーーーく簡単。

 

建物か何かの壁を見つけ、そこに背をつけて、スマホやガイドブックなどを確認する。

 

これだけ。

いや、ほんとこれだけで、犯罪から身を守れる。

背中が狙われやすいというのもあるが、背後を確保することで、人はある程度の「落ち着き」を取り戻すことができる。

また、グーグルマップを使用しているのであれば、あのマップ最大の弱点である「向き」を解決することができる。今、背中を押し付けているビルの位置から、自分の向きを把握することができ、行きたい方角が把握しやすくなる。

それと、この行動、意外と観光客に見られないポーズだったりする。

地元の人が、スマホのゲームをしているのかという雰囲気を出せばよい(まあ、これは別の意味で、ちょっと慣れが必要だが)。

 

 

 

悪いことに巻き込まれる、そういう前提で旅を進めば、何とかなるものだ。

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