毎日描いてて
- 2019.02.20 Wednesday
- 16:46
JUGEMテーマ:漫画/アニメ
以前、日記にも書いたが、毎日、イタズラ描きを描いている。
有難いことに、iPadProは我輩にとって、毎日の「なにか」を膨らませ、楽しくさせてくれる、素晴らしい道具となっている。
先日、ビックカメラを覗いたら、SurfaceのLTEがやっと売り出されたが、もう遅いっての。
不満はいくつかある。
噂には聞いてたが、iCloudが全く使い物にならない。同期が遅い以前に、つっついて同期しない。今ではガラクタを一時的に保管するクラウドでしかない。結局、その他のクラウドサービスを使いまくっている。ASUSのが意外と使えるんだよな。
顔認証が馬鹿。
登録のさいに、頭をぐるっと回したはずなのだが、起動で半分の確率で失敗し、6桁をいちいち打ち込んでいる。
マスクとかはしてないぞ?
それでも認識されない。
最近になって、睨むようにレンズを覗くと、認識されるのが判明したら、まだまだこのシステムは欠点が多いんだろうな。
バッテリーが意外と減りやすい。
まあ、これはクリスタをぐりぐりし過ぎてるから、我輩のせいかもしれんが。
ほぼ毎日、ワンドロのお題をこなす。
これは一つのペースメーカー。
我輩は生来、なまけもので、何か毎日「これをやる」と「きっかけ」がないと起動しないように出来ているらしい。
受験生だった頃も、代ゼミの某講師の文法書を「やる」という「きっかけ」がなければ(その内容がまた糞つまらないが、数百の構文を覚えれば良いというものだったから、取り組みやすかったんだろうな)、始動できなかった。
それと同じ。
ワンドロをこなすと、次に何かを描きたくなる。
で、そのノリで、就寝までなんやかんやと描くことになる。
この「なにか」が生きがいになって、張り合いがでてくる。
で、こういう感じで毎日描いてて、気づいたことがあった。
30年以上、その画風が美しく、憧れている漫画家がいる。
これを機会に、ちょっと模写に挑戦しようとしたんだよ。
美しい画風と書いたが、顔の描き方というよりも、身体の描写への憧れであった。
顔は我輩の画風でクリスタに描き、身体を模写しようとした。
できん…
バランスが全部崩れる。
顔の向きと身体の向きがおかしくなる。
アマチュアの端くれであるが、ある程度、頭身や角度は細心の注意で描き、模写を試みたが、全体がまったくおかしくなる。
何度か模写を試みたが、できない。
そして判ったことがある。
この漫画家の画風は、頭から足先まで、いや背景を含めて、一つの完成されたパッケージなのだ、と。
どこを外したら、全体が成立しない。
パーツのどこかを模写して、自分の絵に組み入れても、歪んでしまう。
顔の描き方、漫画家の画風から、既に全体が完成されていたことに気づいた。
決して最初から、このような作風ではなかったこの漫画家。初期の頃はコロコロとしたものだったが、次第に洗練されて、今でも連載されている。そして30年近く経過してて、そのパッケージ化された画風は、他を一切寄せ付けない孤高のモノとなっている。
逆に我輩は勇気を得た。
であれば、アマチュアの我輩なりの、自分の「パッケージ」を目指そうという目標ができた。
ほんと、iPadPro、買ってよかった。