ぼんのう

ブルガダ症候群で一級障害者。人生、楽しもうよ♪

盗まない理由は別のところにあるのではと

2017.08.21 Monday 18:13
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    よく外国観光客などが、

     

    「日本で財布を落としたのに、返ってきた!日本の道徳、治安はすばらしい!」

     

    というのが聞こえる。

    我輩自身も良く、外国の友人知人から似たようなことを訊かれる。

    逆に海外でカメラとか財布とか無くしたら、絶対に戻ってこないということも理解している。

     

    しかし、ふと、思ったことがある。

    そのままネコババする悪辣な連中も当然いる。

    我輩自身も過去に自転車を盗まれたことがあったし、ゲーセンのプリベイトカード数千円分、目を離した隙に盗られたことがある。

    「返ってきた!」と感動され、日本を良い国だと広めてくれることに悪い気持ちを抱かないが、なんか合点がいかない。

    道徳云々ではない理由で、「返ってきた」のではないかと、なーんか思ったりする。

     

     

     

    ここからは我輩の勝手な想像だから、気を悪くしないでね。w

     

    数年前、タクシーに乗った際に、驚いたことに座席上、数万円ほどのお金が散らばっていた。

    どれもしわくちゃで、一言でいえばかなり「ばっちい」状態の紙幣であった。

    びっくりして運転手に尋ねたら、

     

     「ああ、もしかしたら前のお客さんが落としたのかもしれませんね」

     

    とのこと。

    海外からの人(国籍不明)が、無造作にポケットから金を出して支払ったのだが、その際に数枚、落ちたのではないかとのこと。

     

    ただ、上にも書いたが、とにかく「ばっちい」のだ。

     

    しわくちゃで、謎のシミとか、明らかに触ってはいけない汚れとかがこびりついてた日本銀行券…どうやったら、ここまで汚くできるのかが不思議なほどであった。

    国によっては、財布を使わないところもある。

    治安上の問題もあるだろうが、長らく洗っていないズボンのポケットに紙幣以外の何を入れたらこうなるものなのか…。

     

    無論、運転手に渡した。

    前の客がおりたホテルまで行って、返すとのこと。

    でも、その紙幣を渡した時、運転手が思わず呻いたのを聞き逃さなかった…。

     

     

     

    プチ貧乏の海外旅行を楽しむ身としても、同じような旅行をしている人たちの荷物を見ると、日本であればネコババするものではないな…という感じに「使い込まれた」のをよく見かける。

    彼らの持ってるスマホとかを例にすれば、よく言えば「長い間の旅の仲間」、悪く言えば「プラスチックの画面さえも割れるくらいに使うって、どんな過酷な状況で旅をしてたんだ、おまえは」という感じ。

    財布とかも、お金が入ってなかったら、そのまま燃えないゴミに捨てられてもおかしくない状況のものも、よく見かけた。

    仮に開けて、お金が入っているのを分かったとしても、「ここまで窮しているのか」と、逆にお金を少し足して、交番に届けたい気持ちにもなるというのも、よく見かけた。

     

     

     

    「他者のモノを盗まない」というのは、道徳という概念以上に、「他者のモノ」=「穢れたモノ」があるのではないかと、ふと思った。

    まあ、実際にバッチイのもあるが、落とし物があったら、それは「穢れたモノ」であるから、「手を出してはいけない」「自分のモノにしない」という気持ちが働くのではなかろうか。

    逆にその「穢れたモノ」を盗むという人間は、「穢い人間」として軽蔑される。

    考えてみたら、「ネコババ」という言葉も、要するに「猫の糞」…他に意味があるだろうが、そんな汚物を盗む行為に対する侮蔑の表現だったのだろうか。

    「穢れたモノ」「汚物」を盗むまでに、浅ましい身分になったということへの軽蔑…そういう人間にならないように…という、裏側からの道徳律だったら、面白いかもしれない。

     

     

     

    こういうくだらないことを、グダグダ書くほどに、ちょっと今の会社の仕事に疑問を持っててなあ…。

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