書くことで慰めを
- 2017.07.10 Monday
- 13:57
JUGEMテーマ:日記・一般
他人のプライベートのどこがおもしろいのかとは思うが、歌舞伎役者の妻が癌で早死にしたニュースが少し落ち着いてきたようだ。
問題は、その歌舞伎役者がブログやSNSなどで心情を吐露し、なんとか気持ちを落ち着かせようとしていることに対して、酷いことを述べる連中の多さだ。
悪し様に無責任な非難を繰り返す輩は、世の中における理不尽さから逃避し続けてきた、実生活においても、精神面においても、現実を見ることのできない引きこもりであると断言できよう。
アクセスを稼げば、運営会社から金がもらえるというが、大御所の役者にとってそれは微々たる金にしかならない。まあ、その金額からしたら、働かない人間にとっては大金ではあろう。つまりはその時点で、悪口を浴びせているのは、汗して働いて金を稼ぐ経験が実際にないと共に、世間での金の感覚がなんであるのか理解できていない未熟さがあるということだ。
このブログを続けて20年以上。
ゲーム業界で働くという強烈なストレスを和らげることと、少しばかりのプロモーションに繋げられたら(逆効果になったりもしたが)ということで、日記の感覚で始めた。
毎日の更新は難しかったのだが、ある日、大学時代の知人(今は絶交した。友人であっても、一定の礼儀というものを知らない人間と付き合うことは時間と精神の無駄遣いだ)から、「毎日書かないで『日記』って言えるのか、バーカ」と言われてから、どんなに疲れていようとも、一行でもいいからと、毎日書き続けてきた。
これが結構、精神衛生上良かった。
前述の通り、思ってることを書くことは、一種の”排泄”行為であるのだ。
心の中で思っていることのモヤモヤを吐き出すのには、いろんな方法がある。
一昔前までなら、電話で好き放題言うというものであるが、これはかけられる方にとってはたまったものじゃない。
さきに挙げた知人も、大学時代、ほぼ毎晩我輩に電話をかけてきては自分勝手なことを喚き散らかして、我輩の時間を一方的に奪っていった。あいつだけではない、他にもこういうのが多数いたが、我輩自身、そういう手合いにつかまりやすいオーラでもあるというのだろうか。
今であればSNSなどがある。
ツィッターで思うことをべらべらと書き連ねること、Facebookで30分おき(!)に自分の存在を懸命にアピールすること(実際にいる…)なぞ、他人がどう思うかは別として、精神衛生には良いといえるし、相手になる方も電話とは違い、意味のないこと、理解できないこと、時間がないということについて、相手にする必要もない。
”かまってちゃん”とか、最近だと”嘘松”という言葉もあるが、そういうのは無視しても良いし、ツッコミを入れておもちゃにするというのも実は、それをやってる人間にとってはうれしいことであったりする。ネガティブでもなんでも、この種の書き込みをする人にとって、自分が”忘れられた”存在になることが一番怖いことなのだ。
だから何でもよいから”書く”ことで、自分はまだ”存在”していることで慰めを得ているのだ。好悪は別として、だ。
ただ一方で、何でも書いて良いわけだが、そこに責任が伴うということを理解していない場合が多い。
犯罪やテロを示唆したり、反社会的な言動やそれ自体を肯定し続けるのであれば、後にそれは大きなツケとして返ってくるということは、若い世代よりも、我輩よりはるかに年上の連中に多く見られるのは、とても不思議なことだ。
もしかして、学生運動の論理が、ネットでも通用していると思っているのだろうか。
60年代と違って、”残る”ということの意味を理解していないのは確かだが。
色んな場面で、多く書き連ねている人は、正直な話、”病んで”いるのだ。
その苦しみを少しでも”吐き出させる”間は、そっとしておいたほうが良い場合もある。
無論、同じ苦しみを味わった辛い思い出がある場合、決して一人ではないということで応援することは大変素晴らしいことだ。
何も感じることがないのであれば、そっとしておくことが、最低限のモラルだ。
失ったことへの苦しみを、匿名であざ笑う人間を徹底的に軽蔑することが大事だ。
毎日、日記を更新しない我輩は、随分とストレスのない日々を送ってるってことになるのかな?
本当に申し訳ありません。
ですが、以前のブログで「民事の時効は20年」とあり、
もし山本様に大下氏を訴えるご意思をまだ持ち続けられているのでしたら
残り年月が2年を切った今がそろそろラストチャンスでは?
と思ったものの、山本様のメールアドレスがわからず
また、不特定多数の人の目につくブログのコメントで詳細を語るわけにもいかなかったため
一行コメントをさせていただきました。
差し出がましい事をしてしまい
大変申し訳ございませんでした。
いえいえ、全く気にしておりません。逆にお気遣いいただきまして、大変感謝しております。
難しい話ですが証拠はすべて、喧嘩別れした吉祥寺のゲーム会社に残したままでありまして、もし訴えるというのであれば、そこに頭を下げなければならないということになります。まあ、その会社もいろいろとあるのですが…。
20年かけて逃げ回りつつ、ペンネームを変えてもぐりこむという大下の行為は変わらず続くことでしょう。編集とかも世代交代して、大下の人となりを知らず、騙されるという図式があったかもしれません。
が、大下は終わります。
2013年頃まで集英社ダッシュ文庫の当時の編集長に可愛がられておりましたが
その後、その元編集長Mが経営側に移ったとたん
新編集長が前編集長の匂いのするものを一掃するにあたり
大下氏はダッシュ文庫を追われたものの、
そのまま集英社の子会社「ホーム社」のwebコミックで2作の原作者に収まりました。
しかしその後、
ホーム社との編集と仲たがいしたらしく、連載そっちのけで逃走
その編集の名前は多分H
で、今度は青年誌方面で原作者に収まったようで、決して潰れないばかりか、
大下氏の後輩格の人間が
「自分は有名人○○の友達だから〜」とか「俺はコミケの顔役だから、コミケの方で勝手にスペース用意してくれるw」とか
「俺が頼めば連載絶対取れるよ」とか「俺に逆らったら業界から干されるよ」と言って若い女性漫画家イラストレータにタダで自仕事のイラストを描かせるのと肉体関係を迫るまでがワンセットになっていまして
正直大下弐号機の方がずっと性質が悪くなってます・・・