その背後に何が…とか?w
- 2017.04.03 Monday
- 14:30
JUGEMテーマ:ゲーム
ゲームデザイナーで原画家の松下佳靖氏が、Facebookの中でこんな本を紹介されてた。
タイトルからして、ビンビン来るものがあり、あるゲームタイトルについても「紹介されてますか?」と質問したら、別の方から「してるうよー」とのご回答。即、アマゾン注文。
ビッグタイトルについては、当事者へのインタビューを交えて、発売されなかったことについて書かれてて読み応えがあった。
やはりメインは、お金の問題…まあ、これは世の中において仕方ないと言えば仕方ない。シリーズものだと、前作が売れなくて、その為に中止解散というパターンが多い。
本の中で、ファンとして気になってたが、最後まで出てこなったタイトルがあり、感慨深いものがあった。
東京ゲームショーで、ぐるぐる回転するだけのマップの上をただ歩くSDキャラしか出てこなかった「モンスターメーカー 神々の箱舟」。いろんな意味で有名だった、多部田プロデューサ曰く、CG、スクリプトなど全部できてる…が、本書では仮に完成したとしても、「発売をしないことを決断する人」と称してる。うーん、眉が唾でベトベトになっちゃうな。w
まあ、雑誌に書かれてることだけ書かず、直接インタビューしてほしかったが、たぶん、煙にまかれるだけであろう。
「Early Reins」「末廣商店街」...なんつか、マーカス事案が多かったなあ。
「戦場の出前持ち」も出てたとは...ゲーム業界にいた時、こんなゲームがあるのですが...ということで、持ち込まれた思い出がある。ぷにぷにほっぺたに拘りを持って、ここを再現するのに時間と労力を...って説明を受けて、そのシュールな雰囲気は個人的に大好きだったが、何でかその後、話がなかった。
我輩は推しまくったが、会社の事情だったのかな、まあどうでもいっか。
全体的に機密保持関連で、インタービューとかできなかったケースが多い。
でもね、前述の「掲載されてるよ?」と教えていただいた「青山ラブストーリーズ」については、直接関係していなかったけど、混乱しまくってた状況をある程度、教えられたものを。
背後がね…臭すぎる案件だったんだよなあ。
キーワードは、
KCG青山はどんな感じでできた会社か。
パワハラ全開のMという人物。
Windows95「ときめきメモリアル」。
選択肢とエンディング数。
どーしよーかなー…久々に炎上ネタを披露したいところだけど(ニヨニヨ
青山ラブストーリーズを調べていたら
ここに行き着いて参りました!
失礼を承知でコメントさせていただいたことをお許しください。
青山ラブストーリーズは完成は無理って見てわかるような状態だったのですね
ずっと疑問に思っていたので
是非詳しく聞きたいですな…
かなり昔の話で、記憶が曖昧なところが多いですが、とにかくもう臭い案件でしたねえ…。
メディアなんとかというゲームを作ったことのない怪しげな広告代理店(だったかな?)が、上層部にとにかく接待攻め。そして、出したら売れること確実な「ときメモ」のWin移植版の開発権をゲット。さらにその上層部に対して「青山ラブストーリー」をプレゼンし、製作費をゲット。
ところが開発力がない会社、「ときメモ」のローディング時間とかが無茶苦茶、バグ頻発、我輩が関わってたゲームのほうが先に完成してしまうという事態。
「青山」も、マルチシナリオが売りだとしても、エンディングがどう数えても1000以上になるという仕様。てか、責任プロデューサのMがチェックできなかったのかと小一時間(それ以前に、あのデザインによくOKを出したものだと)。
KCG青山設立の経緯も怪しげなものがありましたなあ…。
ただまあ、制作畑の経験を積ませてくれた点だけは感謝しております(パワハラ最悪でしたが)。
お話ありがとうございます!
そんな裏があったとは…
確かにファミ通などに一回載ったのは見ましたが
あれはただの見せかけで
ほぼゲームとして出来ていなかったのですね…
エンディングの数などを見ても
既に無理と思えますね…
確か声優さんも決まっていましたねー
怪しい代理店が生んだ
見せかけ没ゲームといっても過言では無いですね。