ぼんのう

ブルガダ症候群で一級障害者。人生、楽しもうよ♪

”歴史ある””大会社”、なおかつ、具体的な”モノ”が出せられない

2016.11.07 Monday 15:28
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    JUGEMテーマ:ニュース

     

    ブラック企業について、個人的に思う事。

    どうも、この企業と呼ばれるものの殆どが、いわゆるベンチャー企業、IT系、金融、不動産、飲食と介護に多いように見受けられる。

    介護については、少しずつ改善こそしているようである(そりゃそうだ、有権者の高齢化が進んでいるから、介護を受ける側としても、安心できるところでないとねえ…だから国が率先して、色んな改善法を展開している)。が、その他については、改善できないのではないかと思えてしまう。

    かつてそのような業界に身を置いてた我輩自身として、ベンチャー企業は一人で何でもしなければならず、それは当然休日や就寝時間をも潰すことになってしまう。IT系はもっと悲惨で、それがネットサービス関係であれば、24時間体制で机に向かわなければ、「糞運営」という刻印を押されてしまう。そうなると営業の半分は潰れることになってしまう。なぜならば、他に同じようなサービスやらコンテンツがあるからだ…何も、不便なところにユーザがとどまる必要はなかろう。だから必死になるわけだが、盛り上がらないと給与は上がらず、ボーナスもでることがなく、結果、タダ働きに近い状況で身体を壊してしまうことになる。

    金融は人間性を完全に放棄し、死後、畜生道に陥るつもりでいるならば、入っても良い業界かもしれないが、いわゆる高給となるまで、どれくらい無駄な時間を過ごすのか…学校を出てまで行く必要があるのだろうか。不動産も同じだ。

    飲食はまあ、言わずもがな、だな。

     

    月105時間の残業、電通女性社員を自殺に追い込んだ現代の身分制度

     

    「じゃあ、電通はどうなんだ?」と訊かれれば、これは知ってる人が知ってたブラック企業。

    「給与は高いのに?」…銀行と同じ、ある程度の年数と職位でなければ全く割に合わない仕事量なんだけどね。

    「大企業だよね?」…上場している大企業で、同じようにブラック企業だと呼ばれてる会社はたくさんあるんだが。

    「歴史ある電通だよ」…歴史があるから、逆に危ないという場合がある。

     

    広告代理というのは、正直な話、具体的な”モノ”が出てこない世界だ。

    何かのブームを人工的に作る、商品やサービスを広く告知させるために、媒体を支配独占し、金で多数の人をどうやって”騙す”かという業種だ。具体的な”モノ”という実績を、他人に見せ、評価を受けられないゆえに、その分だけ、法律を犯してまでも、業界トップでなければ自分たちのステータスを示すことができないのだ。問題となってる「鬼十則」なぞ、確かにそれを実現するために、こうしなければならなかったんだろうなあ…という必死さが見える。ネットで検索すれば、こんな感じに:

     

    1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。

    2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。

    3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。

    4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。

    5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。

    6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。

    7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。

    8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。

    9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。

    10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。

     

    どれをとっても、意識高い系がウットリするような言葉が連なっているが、誰かが社員でも何でもない人間にコレを押し付けてくるとすれば、我輩は遠慮なくそいつの頭に釘を打ちつけたくなるな。

    同業他社が多く、なおかつ乱暴に言えば、誰でもできるような仕事内容で、独自のオリジナル技術など必要としない、具体的な”モノ”を作り出して社会に貢献できない会社が生き延びるために、社員の人間性を潰してトップに上がるという手段であって、これはビジネスでも人間育成のためのモノではないのだ。

    そしてこれらの言葉から、トップに上り詰めて、大企業となり、それが何十年と続けば、会社だけでなく、その分だけ人間としての当たり前の常識を失ったブラック社員しか存在しないということになる。

    ”歴史”があることは、その分だけブラックな文化が根深く存在し、

    ”大企業”であることは、そのブラックな文化を押し付け合いニタニタするブラック社員が幅を利かせることと意味し、

    ”モノ”がないことは、余計に表面上のメッキを光輝かせるために、自らのブラックさに磨きをかけるということを意味する。

     

    そして、ある程度長い社史を持ち、早い段階で上場した会社に、この悍ましくも滑稽な姿が見えたりする。

     

    会社に所属している限り、その会社の方針に従うのは、契約に基づくことであるので避けられない。

    だが、会社の中にある社会性、人間性からかけ離れた要素が見えるのであれば、そこに忠誠を誓う必要はこれぽっちもない。

    出世昇進したい?人生、そのものが会社だと思うのであれば、あなたは既にブラック社員だ。定年退職後、冠は奪われる。

    この自殺した社員は、生前のツィッターなどで少しばかり「?」と思えるところがあるが、これらからの人生全てを会社に捧げたということ…つまり「歴史」ある「大企業」の「ブランド」に騙されたということが、あまりにも哀れだ。

     

     

     

    人間に一番必要なのは、”想像力”だ。人間、けっこう、生きられるものだよ?

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