年老いた牧童に完敗したチェ・ゲバラ

  • 2014.11.22 Saturday
  • 21:30
JUGEMテーマ:ニュース



古い映画だ。
1967年に処刑されたチェ・ゲバラについて、2年後にその半生を描いたドキュメンタリー風の構成となっており、現在進行形に近い証言を組み合わせていることから、キューバ革命以前の前半生については描かれていないが、なかなか迫力ある内容になっている。
ベトナム戦争や学生運動等、当時の左翼セクトから等しく崇められたゲバラであるが、この映画のラストシーンで、処刑場に向かう直前、年老いた牧童との会話が、偶像は所詮偶像でしかない現実がスクリーンいっぱいに映し出される。

貧しいが自分の仕事に誇りを持つ老いた牧童に対して、

 「君のような虐げられた人を助けるために来たのだ!」

と熱弁をふるうが、その牧童は呆れ返り、こう反論し、ゲバラを絶望の淵に落とした。



 「君らの所為で、羊とかが怖がってどうしようもない、とても迷惑だ!」



チェ・ゲバラの生い立ちをみると、面白いことが分かる。

  アルゼンチンで裕福な家庭に生まれた。
  医学部を卒業し、医師免許を取得した後、グアテマラで約1年しか医者として働いていない。
  キューバ革命直後、6,000人を処刑した。
  


「御曹司の革命ごっこ」ってのは、我輩の学生時代に数人見られた。
レーニンは貴族出身、毛沢東の父親は共産党が憎むべき地主階級、カンボジアの殺人鬼ポルポトの実家も当時のカンボジア王家と深い関係を持っていた。
自らの出身母体を否定することで、あたかも弱者を擁護するために共産主義革命を謳っているが、その内実、共産主義という題目を使って自らを王となすための口実に過ぎなかった。
彼らにあるのは、自ら王になりたい、そのために伝統や権威を否定するための代わるべき金科玉条としての思想だった。
そして彼らが奪い取った国にその冠が被せられても、そこにマルクスのマの字は一切存在しなかった。
あるのは血塗られた新たな王座だけであった。

「御曹司」「おぼっちゃま」だから、まともに働いたことがなかったというのも、一つの共通点だ。
「職業:革命家」と、履歴書職務経歴書にでも書いておくか?
はっきり言って、それは「無職」、支援者からの金で食わせてもらっている「乞食」と同義だ。

そしてお決まりの、王座を確固たるものとするために、大量殺戮。



特に興味深いのは、2番目だ。
自由主義社会において、ある程度、働くことを通して社会生活を送れば、世の仕組みは自然とうまい具合に構成されていることに気付く。
いわゆる大手企業が何かのプロジェクトに着手する。
このプロジェクトは、断言するが、この大手企業一社だけで全部完成させることは不可能だ。
プロジェクトの特定箇所において、得意とする他社が存在する。
規模として、大手企業より小さい場合が多いが、中にはその倍以上の従業員と営業利益を誇る会社もあったりする。
その箇所について、発注する。
あるいは大手企業であれば、多くの関連会社子会社が存在する。
そこに発注することもある。
プロジェクトそのものではなくとも、たとえば社員の福利厚生を担当する子会社であれば、間接的にその大手会社を支えることになる。
会社の大小問わず、そこで働くサラリーマンが大勢いる。
彼ら彼女らには、人生があり、生活があり、将来がある。
ただ違うのは、お金の流れが速いか遅いかだけの話だ。
日銭勘定と違い、支払期日、手形決済など、様々な金の流れに関するルールが存在する。
平均すれば1〜3か月ずれて流れる…そういえば過去に10か月先の手形というのを見たことがあるな…現行の下請法では禁止されているけどね。
だから給与の上がり方とかも、その分だけ遅くなるってなワケだ。
ああ、そうそう、下請法というのがあるんだよ。
「大企業が優先されている!」と叫んでいる人って、この法律の存在と怖さを知らないんだな。
この法律がなかった頃は、確かに「大企業は許さない!」と感情的に叫んでもまあ許されたかもしれないが、これに違反すれば、ものすごーーーーく怖い、行政処分が下されるんだよ?なもんだから、大企業とされている側は、委託先との契約とその履行について、遵守している…あー…ゲーム業界は今、どうなんだろ?相変わらず、契約書とか…結んでないんだろうなあ…。知らないぞーw

まあ、つまり



「大企業が優遇されているアベノミクスは許されない!」



って、叫んでいる連中って、働いたこと、ないんだな。
わずか3年弱でもいいから、サラリーマンでも自営業でも、やってみたらわかる。
中小企業が倒産しまくっている…て叫ぶが、タイミング悪い時に海外に工場とか作りすぎた、適切な経営判断ができなかった経営者の能力に問題がある。てか、大企業もニキビのように簡単に倒産するのが当たり前なんだぜ?
大学出て直ぐに教員とか政治家とかになったら、そりゃ現実社会を見ることができなくなるわな。
ああ、マスゴミもそうかもしれんな。
サラリーマンであるかもしれないが、虚業だもんな。実際のものづくりの流れ、金の流れを肌で感じることもできなかったからなあ。まあマスゴミの場合はもっと深刻だけどね…学生運動が終わり、まともな就職ができなかった連中が、「前職:革命家」という履歴書で入社し、今頃は重鎮だもんな。

対案も出さず、ただなんでも反対するだけの無能な政党。
株価が倍になったという事実を無視し、肉牛への投資を勧める馬鹿な党首。
挙句に「人民戦線」って…スペインの人民戦線内閣は、フランコ将軍に負けたのではなく、内ゲバとソ連の裏切で崩壊したという史実を知らんのだな。



 「君らの所為で、羊とかが怖がってどうしようもない、とても迷惑だ!」



企業を大小だけでレッテル貼りするのを、やめたほうがいいぜ?
自ら、経済音痴だってことを白状しているようなものだからね。

それとも、まだマル経が有効だと思っているのか?
あれは20世紀の化石だ。
むしろ、何でさくら水産で、500円ランチが食べられるのかを調べたほうが、よほど政治家として優れているってなもんだ。w
 
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