前略 松田公太議員

  • 2012.05.10 Thursday
  • 22:27
JUGEMテーマ:ニュース
 
みんなの党・松田公太議員「就活くらいで自殺するな。起業でもすればいい。死ぬ気になれば何でも出来る」



仰りたいことは、よーくわかります。
企業が自分を採ってくれないのであれば、
そんな企業を見返すくらいの気持ちで起業をするという選択肢、痛いくらい理解はできます。

でも、「死ぬ気になれば」、という言葉は現在、この国では、
死ぬ気でやれば」過労死するし、
黙ってニートな無職、あるいは非正規雇用という道を歩んでしまっても、貧困に追いやられ、どのみち死んでしまうんです。
起業で成功している事例は、失敗している事例と比較して、そのあまりの少なさくらい、議員はお分かりでしょう。
起業をして、必死に働いても、ニキビが潰すよりもたやすく潰れるのが、日本におけるベンチャーの姿なのです。
起業した人は、会社を潰したくて起業したわけではありません。
ただ、起業という選択肢は、単なるカンフル剤でしかなく、死ぬ瞬間が少し先延ばしになったにすぎません。

借金などで資金を調達」…なるほど、起業において必要な開業資金は、卒業したての若者が持っているはずはありません。資金はどのみち、借金するしかないでしょう。
でも、お金を貸す銀行は存在しますか?
我輩が銀行マンだったとしたら、よほどの担保がない限り、どんなに綺麗に作られた経営企画書などを持ち込まれても、びた一文、支払いません。銀行が渋いというのもあります。がそれ以前に、お金を貸すというその仕組みにおいて、銀行は個人の一存でできるものではありません…組織における決裁を通して、初めて金庫が開くのは、釈迦に説法でしょう。
親が出す?…この貧困渦巻く日本において、ほいほいと出す親の元で生まれたかったものです。
投資会社にあたれ?…あの、議員?投資における様々な問題をご存じの上で、それをおっしゃっているのでしょうか?



政治家は確かに世の中を良くする使命があるが、就職がうまくいかなかった学生全員に仕事の面倒を見ろとでも?


まさか。
学生全員の仕事の面倒は、一年生議員のあなたには不可能なことは、理解しております。
日本の民主主義のシステムにおいては、せいぜい「紹介状」を書くことくらいだとわかっておりますが、議員の所属政党は、その種のことは禁止されてましたっけ。
ただ、同調者を募ることで、自死を覚悟している人たちに、生きる勇気を与えることはできるはずです。

まず、雇用を生み出すために、効果的な政策はなんであるのか、それを見極めることです。
従来であれば、古き懐かしいケインズ経済でしょうし、TPPのようなグローバリズムの地獄がお考えにあれば、それを通すことで、どのように雇用が生み出せるのか、霞が関がやるような空虚な数値遊びではなく、具体的なビジョンを作り、そのビジョン通りに実現するということを証明しなければなりません。それもマクロ的にではなく、個人の生活、家族の生活の視点から、イメージしやすく。

次に、企業から見捨てられた人たちが、起業しやすい社会体制を作ることです。
担保なしに、開業資金が得られる仕組みがない現状、担保がなくとも資金が得られる仕組みを考える使命が、少なくとも議員にはあります。
就職できなければ、起業すべきだ」という議員自身言葉に対して、議員はこのことについて、責任と使命を抱かなければなりません。
正直なところ、一番難しい課題です。

そして、日本における、失敗即死、という構造を徹底的に排除することも、お考え下さい。
一度会社を潰した人間、仕事で失敗した人間に対して、一切の慈悲が存在しないのが、日本の異常さです。
失敗を通して学ぶことがあり、それを次の仕事に生かすという発想と、その考え、一時流行した「失敗学」がそうですね…を尊ぶことで、ビジネスになぜ、日本は生かそうとしないのか、その精神論ではなく、社会構造のどこに問題があるのか、それを正せば、議員の言葉に重みが出ます。

同時に、企業に選ばれた人たちが抱える問題にも、気を配るのではなく、立法府の一員としての責任をお持ちください。
みんなの党のワタミ社長のような殺人犯と同じ発想があったら、誰も議員の言葉を信じません。



あ、それと、議員は大学を卒業して一度銀行に入ってますね。
お気を付け下さい。この段階で、議員の言葉に重みがありませんよ。



ちなみに我輩は、タリーズのコーヒーが一番好きです。
会社の隣にタリーズがあるので、助かってます。w



草々

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