ぼんのう

ブルガダ症候群で一級障害者。人生、楽しもうよ♪

ウッーウッーウマウマ( ゜∀ ゜) 最終日

2011.02.13 Sunday 20:07
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    JUGEMテーマ:健康
     

    「えっと、先に筆記試験をやりますか?」

    是非。
    3連休、自宅にこもらず、外出して身体を動かすという
    異常事態に我輩自身、非常に驚いているが、何よりも
    こんなヲタな我輩でも、結構楽しいと素直に感じる新しい
    趣味ができたことのほうがうれしい。

    とはいえ、一夜漬けでの試験対策は、やはりよろしくない、と。
    昨日の若夫婦は、再来週、免許試験を受けるということで、今日は我輩一人だけ。
    ああ…そうすればよかったかなあ…内腿が悲鳴をあげているが、
    一方で実技試験があるから、下手に間を開けてしまうと、忘れてしまうからなあ…。

    馬の部位について、大学受験の頃に覚えた古代支那王朝の暗記法を活用した。
    頭を出発点として、部位の語頭を抜出、適当なリズムやメロディをつけて覚えるというもの。
    かなり数がある。
    中途半端なメロディでは覚えきれない。




    で、この合唱のメロディを使ったわけだが…。
    なんか、暗記する以前に、教会に行きたくなるから、困ったもんだ。



    なんやかんやで筆記試験終了。
    続いて準備の走りと実技テスト。

    「今日は、この馬に乗ってもらいます」

    名前はJJだそうな。
    ジャマイカ生まれか?

    「いえ、そういう名前です」

    侵略されたのですか?

    「何を言っているんですか、さっさと乗ってください」

    はい。



    教官も学校も、このJJの生い立ちを詳しくは知らないようだ。
    馬というのは、あっちこっちの競馬場や牧場、練習学校の馬場などととっかえひっかえするらしく、その都度、馬の性格や血統、実績などデータとして残され、引き継がれるそうであるが、この馬については、なぜかデータが紛失していたようだ。
    ただわかっているのは、牡馬、サラブレッド、中央競馬への参戦実績あり、20歳(人間でいえば、80歳相当)は超えているとのこと。
    意外と名馬だったのかもしれない。が、今はこの学校において、

    「もっとも反応の鈍い馬」

    だとのこと。

    おい…
    我輩が入会を断ったから、検定試験で最も扱いにくい馬をあてがったのか、こら。

    「日曜日で晴れていて、他の馬がほとんど出払っているんですよ」

    うーん…確かに。
    今日、駅からの送迎バスも、混雑してたもんなあ…。
    あとで知らべたら、レンタル代で、JJがもっとも安かった。
    ああ…値段相応なんだね。
    でもね。
    どんな馬であっても、使いこなすのが、馬に乗る人間の義務なのだよ。
    仕事において「使えない」と決めつける管理職や経営者がいるが、
    そういうことを言う人間こそ、「使えない」んだよ。
    「使える」ようにするのが、人間の「義務」なのだ。
    自分の尺度で「使える」「使えない」を言う人間を、我輩はこの世において、最も「使えない」人間だと信じているし、人生を生きて、確信した真実なのだよ。

    「山本さん、なにブツブツと?」

    ああ、いえいえ、なんでもないです。



    「昨日、方向転換を学ばれてましたが、試験の前に、ちょっと上級のこと、やってみますか?」

    ぜひぜひ♪
    教官が、コーンを並べ始める。
    ああ、これはスキーで言うところのスラローム。

    「じゃあ、このコーンの間を縫うように、JJを動かしてください」

    ほいきた♪

    ほ♪
    ほ♪
    ほ♪
    ほ♪
    ほい♪

    いやあ、楽しいな〜♪

    「おお!山本さん、初めてなのに、あっという間にスラロームできましたね!」

    先生、速足とか駈足より、こっちの方向転換とか、我輩、好きです!

    「じゃあ、ちょっと難しめに、こんなのは?」

    ほいほい♪

    ほ♪
    ほ♪
    ほ♪
    ほ♪
    ほ♪ほ♪ほ♪ と…

    「すごい!方向転換、昨日学んだばっかりなのに!」

    誉めても何も出てきませんし、誉めると調子に乗るからダメです先生。
    受講生でも、スピード好き、障害物好き、小回りとか操作するのが好きとか、好みが分かれるという。
    馬でもそうらしい。
    JJは年寄で反応が鈍いが、小回りが結構利くタイプだとのこと。
    惜しいのは、この手の細かい動きをあえてやる受講生が少ないとかなんとか…

    おまえも、ずいぶんと虐げられてたんだな。



    「では、山本さん、試験の前に、速足を練習しましょうか!」

    えー…
    またメルヘンボックスいじめですか?

    「昨日は、そこそこ上手にやられてたそうですが、まだ不安ですか?」

    タイミングが…ねえ…。

    「ちなみに速足は何拍子でしょうか?」

    へ?
    えっと…二分の二拍子?

    …先生…なに、へたりこんでいるんですか?



    どうやら我輩、速足を誤解してたようだ。
    何でもむやみに、上下運動すればよいというのではなく、
    まず、馬を速足される。鞍に腰を下ろす。
    そうすると激しい上下運動が伝わってくる。
    その上下に合わせて、中途半端なヒンズースクワットを行う。


    おっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっおっ

    おーーーーーーーーーーーーーーー

    なるほど、こういうことなんですね!

    「そうです!わかっていただけましたか!」

    先生、ありがとうございます!

    「それでは、そのまま取っ手から手を外して、手綱だけで」

    むーりー!


    まあ、5級の場合、取っ手につかまっても問題ないそうだが、
    そこまでバランスが…
    やはり練習が必要なんだろうなあ…。



    「では!検定試験に入りますよ!」

    はーい…。




    で、結果は。




















    無事、合格!

    まあ、ほとんどの人が合格できる免許だし、
    先生曰く、「あくまでも仮免合格証」だそうで、
    ここから4級、3級とスキップアップしなければならないそうな。
    日本国内で一人乗りしたい場合は、3級以上が必要だとのこと。

    今の仕事が忙しくなって、本当につらいわ…
    いやね…我輩も入会金のめどさえつければ、毎週でも来たいのだが…。



    それにしても、我輩と、我輩を取り巻く環境が、大きく変わったな…。

    昨年5月に今の会社に入り、
    慣れない金計算の手伝い、
    大好きなマーケティング調査と分析作業、
    サウジアラビア王国への出張、
    オンラインゲームにおけるマネジメントの考え方、
    そして、課長になってしまったこと。

    趣味も、ヲタ系が完全メインだったのが、
    沖縄三線とか、
    来月参加する聖パトリックディパレードとか、
    海外におけるエスニック料理を楽しむサークルへの参加とか、
    そして今回の馬術と…。

    世界が広がった。
    良いか悪いかは、まだわからない。
    「ゲームじゃなければ嫌だ」
    という気持ちから、少し離れるようになってきた。
    無論、日本語学校での悪夢は忘れてはいないが。
    ただ、なんというか、少し、生きるのが楽になってきた。
    この学校で、自己紹介の時に、オンラインゲーム会社の人間だと言っても、
    誰も理解してくれなかった。
    そう、娯楽として、少数派なのは、我輩のほうだったのだ。
    だが、逆にそれを知ったから、そしてもしかしたらそれ以上に楽しいことを見つけたから、
    こんな気分になっているのかもしれない。

    もっと、自分の人生の可能性を知りたくなった。
    もっと、違う生き方についても、考えたくなった。
















    免許取得後に、JJとツーショット。
    教官に撮っていただいた。
    なんだろ、我ながら、なんかすっきりした、いい表情しているな…。



    明日からまた仕事だ。
    だが、少しばかり、考えよう…。

    本当に良い三連休だった。
    ウッーウッーウマウマ( ゜∀ ゜) | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |

    コメント

    道産馬(ドサンコ)ってご存じですか?
    北海道で主に農耕・林業などに使われた馬で、馬体はサラブレッドより小さく、足は太く短く、性格は温和、寒さに強く、粗食に耐えるのが特徴です。
    子供の頃、馬は乗用車でありトラックでありトラクターだったんです。家族の一員だったのですが、離農したときに手放しました・・・現在は趣味で飼っている所で細々と種をつないでいるのが現状です。

    温和しく賢い馬で、子供が足下で遊んでいても絶対ケガさせないですね〜馬は邪魔くさくて迷惑だったんでしょうが・・・(^_^;)
    市街地まで峠を越えて4kmあったんですが、祖父さんが買い物に行って酒屋で一杯飲んで、寝ながら帰ってくることが多々ありました。乗り手が寝ていても馬はちゃんと家まで帰ってきて、「ブルルルル」(帰ってきたよ〜」と知らせたそうです。祖母さんが、「また祖父さん飲んで帰ってきて・・・」とブツブツ言いながら、迎えに出てましたねぇ。自動車もほとんど無い時代の北海道のド田舎でしたから・・・(^_^;)
    祖父さんが泥酔して落馬すると、起きるまで傍で待っていたそうです。時々、鼻で「起きろ〜」と顔をこすったそうですねぇ。(呑兵衛は祖父からの遺伝です)
    | YAMA | 2011/02/13 9:44 PM |
    YAMAさん

    実は愚母は小さい頃、北海道は旭川に住んでおりまして、
    馬の賢さや愛くるしさをよく話しております関係で、
    馬肉を食べる我輩に対して、激しく百烈打拳を繰り出してきます。
    乗って、世話をするたび、本当に動物以上の友人…という感じになりますね…馬、本当にかわいいです。
    | Andy山本 | 2011/02/16 10:27 AM |

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