ぼんのう

ブルガダ症候群で一級障害者。人生、楽しもうよ♪

ここはいろんな意味で日本じゃない…

2010.03.08 Monday 20:07
0
    生まれて初めて入管までお使いに。
    お使い…と言うのは、少々軽すぎるか。
    留学生数人の人生に大きく関わる内容なので、詳細はさすがに書けない。
    このわずか数枚の提出物によって、バタフライ現象っぽいことが起こるということもあるわけで、ある程度の緊張感を持つ必要がある。

    「入管の職員は怖いから、覚悟しておけ」

    学校を出る際、同僚などから言われた。
    怖い…ねえ。
    解雇されてから、この感情はもうなくなったな。
    上下関係での怖さからは解放された。
    生命の危険に対する怖さもなくなった。というか、逆に死に場所を探している。
    権威で高圧的な態度に対する怖さであれば、逆に潰してくれようぞ。
    え?それで留学生の人生が狂ったら?
    知らん知らん。
    てか書いたはずだぞ?
    我輩がこの種のことを任せたら、漏れが続出するって。



    品川からバスで10分程度。
    既に車内からして、日本ではなくなっている。
    だが、ふと面白いことに気づいた。

    亡き鴨志田穣氏(漫画家西原理恵子女史の元夫)は、
    外国人がいると、どこの国の人なのか、当てることが得意だったそうな。
    やはり多くの外国人と、いやでも接しなければならないとなると、どこの国の人なのか、顔かたち、ジェスチャー、言語のイントネーションなどから判るようになるらしい。

    我輩もうっすらとではあるが、バスの中にどこの国の人であるか、直感的にわかるようになってきた。

    前にいる一組は、ロシア人のようだけど、物腰からウクライナ人だな。
    隣のにやけている人は、一見すると日本人だが、間違いなくネパール、あるいはブータンからだ。
    前方でカタコトの日本語を喋っているカップル、中南米だろうけど、イントネーションからポルトガル語の影響があるから、ブラジル人だな。
    斜め前の二人席で熟睡しているのは、おそらくフィリピン人だろう。
    うん、あれはフランス人かな?ベルギー人かもしれない。微妙なところだ。

    で、残りは全員、支那人っと…。
    まあ、分母からして、そうだろうけどね。



    倉庫街の中に突然そびえる、近未来的な建物。
    ここが泣く子も黙る入管か。
    いやあ…


    日本じゃないな、ここ。


    様々な行き先を表示した矢印。
    様々な言語で記された注意書き。
    職員は意地でも英語は使わず、日本語のみで対応している。
    入管は英語ができないという噂は、本当だったのか?
    人、人、人…
    様々な言語が飛び交う。
    多くの肌の色が行き交う。
    長大な行列があちらこちらにある。
    絶望的な表情を浮かべているのか、
    あるいはただ疲れているのか、
    なんとも判断しようのない、ここは現代のバベルの塔。

    使い古された表現かもしれないが、それしか思い浮かべない。
    なんとも異様な所だ。

    この建物内には、収容所があり、多くの不法滞在者が収容されている。
    そこに行く用事は、幸いにしてないが、時々思うことがある。

    不法滞在者を捕まえる

    バウンティーハンターこそ

    今の日本における、

    新しいビジネスじゃないのか、と。




    で、何しに行ったのか、今は思い出せない。
    整理のしようがない経験だった。
    これから頻繁に行くことになるだろうが、
    今の職場同様、永遠に馴染む、慣れることはないのは、確かだ。
    リアル「勇気あるもの」 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

    コメント

    コメントする










    この記事のトラックバックURL

    http://bonnoh.jugem.jp/trackback/1226876

    トラックバック