備忘 タイ王国海軍練習艦メクロン号について
- 2015.05.30 Saturday
- 15:41
タイ王国海軍練習軽巡洋艦「メクロン号」。
練習艦としての役割を終え、1973年に除籍後、チャオプラヤー川河口にある「ラマ5世記念公園(海軍歴史公園)」に揚げられ、大東亜戦争における大日本帝国海軍の遺伝子を残した現存する最後の軍艦。
海軍の近代化を急いでいたタイ王国が、士官候補生養成のため、三井物産を介して浦賀船渠株式会社に、「メクロン級」スループ船(海防艦、大雑把に言えば軽巡よりさらに小さく、駆逐艦と同じくらいか更に小さく、外洋まで出られない…のか?)を2隻発注。
姉「メクロン号」、妹「ターチン号」。
共に1937年に竣工された。
このあたり、我輩はいろいろと誤解してた。
軽巡洋艦ではなかったということ。当初、川内型軽巡がモデルだと思ってたが、練習巡洋艦「香取」の小型版…だが、装備は種類が多く、水上飛行機まで積んでいたこと。
最初から練習艦だったこと…というか、主力艦「トンブリ号」がフランスによって大破されたことで、仕方なく第一線に立たされたということなんだな。
妹艦の存在。
陸に揚げられたが、1995年まで陸上においても練習艦として使われていたこと(実際、機銃とかにまだ油がたっぷりさされていた、動かすことができたw)。
他に特徴を調べると、艦橋が駆逐艦「睦月型」と類似していること。
でも、煙突は1本。
…ん?
排水量、駆逐艦と同じなんだな…「メクロン級」は1400トンだが、旧海軍の駆逐艦も同じくらい、か。
となると、「香取」よりもはるかに…ふむ。
搭乗員数は50名くらいなんだな。
お、同人誌もあるんだ、買っておくか。
いやあ、こないだのタイ旅行で、観に行ったんよ。
この本に1ページ、行き方について紹介されてて、あ、こりゃ是非とも…ということだが、
書かれている内容に不備があり、現地で無茶苦茶な目に遭った。
夏コミ、受かるかどうかわからんけど、情報修正ということでの本を出そうかな…ということで、色々と備忘。
結論から言えば、猛暑期にタイを訪れるのは、死ぬのと同義だということで…。