ぼんのう

ブルガダ症候群で一級障害者。人生、楽しもうよ♪

ハロワのマンパワーを察してやれよ…と言いたいが

2012.01.31 Tuesday 22:11
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     JUGEMテーマ:ニュース


    失業を半年間強経験した身として、身につまされるニュースだ。
    失業率が悪化したというニュースもあった。
    311の影響で、東北一帯の被災地における生活保護受給率が大幅増加した。しかもその金額は、下手に働くより高い内容だから、今後益々失業者は増えていくことだろう。

    ハローワーク自体、人手不足であることは、以前から言われている。
    が、人を増やすほどの予算がない。
    また、ハロワ自体、非正規雇用の職員が半数を超え(しかも年収が250万円前後という官製ワーキグプアなのだ)ている。
    増え続ける失業者。
    足りない職員。
    でも最大の問題が、別のところに存在している。
    橋本大阪市長でさえ、手を出せない領域に、このハロワは存在している。

    それがILO条約の中の第88号、「職業安定組織の構成に関する条約」である。
    詳細はこちらにあるが、要するに、この条約加盟国は、職業安定組織を設立し、
    国民に対して無償で職業を提供するサービスを、国家は運営しなければならないというものである。
    税金で、失業者の職業復帰を支援しなければならない、というものだ。
    ハローワークの業務に関して、以前から、「民営化すべき」だという意見があった。
    実際、リクルートなどの大手情報会社など、ビジネスチャンスだからと声高に叫んでた。
    でも、これの批准国である限り、永久にハロワの悪循環は断ち切られることはない。
    そして悲しいから、このILOの加盟国であるからこそ、ある一定の必要最小限の労働環境が、日本国内において保障されているのだ。まあ、加盟国リストを見る限り、有名無実化しているのかもしれないが。

    初めて失業手当を受け取る手続きをした時、素直にすごいシステムだと思った。
    証明写真を添え、必要事項を記入し、解雇された会社からの書類と一緒に提出することで、数週間後にお金が振り込まれる。今迄勤めてきた会社において、支払ってきた雇用保険に上乗せされて、銀行口座に入るというのだ。
    …絶対、足りないだろ?JK…確かにちりも積もれば…かもしれないが、月に15万円強を半年以上受け取るには、やはり税金が加算されたんだろうな。
    その中で、職員の給与を支払うということになると…何から何まで、破たんしてしまう。
    その職員も、職を紹介する、失業手当の支払いなどの事務手続きを行う、面接などの方法についてのレクチャーをする、公務員ならではの様々なデスクワークが満杯…。
    うん、無理だ。
    それ、どこの日本語学校?
    あの学校も、日本語を教えつつ、教務指導を行い、ビザ発給のための代行業務を行い、入管に通い、逃亡した生徒を追いかけ、モンペのわけわからない言語での怒鳴りに怒鳴り返s…おっと。w
    その上、生徒の名前なぞ、覚えられるわけ、なかろう。

    我輩の場合、運が良かった。
    申請のたびに、同じ職員が偶然にも対応していただいたおかげで、
    職が決まった直後に、喜び笑いあえた。
    これは本当に、幸運な例だ。
    大抵は、こうはゆかない。

    ハロワは精神安定剤のような役割を有さない、
    失業保険を支払う手続き場所だけだと、発想を変えなければならない。
    職を失う心細さは、痛すぎるくらい分かる。
    誰かに相談したい、愚痴を聞いてもらいたいという気持ちは、よくわかる。
    昔、ある派遣会社の採用担当者と話した時、初めて登録する人の対応ほど、ストレスがたまるものはないと言っていた。何せ、辞めた、あるいは辞めさせられた会社の悪口を、何時間にもわたって話してくるからだとのこと。黙って聞くのも仕事だが、残業代が出ないから、終電間際まで残務整理に追われる…って、我輩が逆にその人の愚痴を数時間聞かされる羽目になったわけだが。w

    いくつかの業務を、外野から見てて、オートメーション化できるところがある。
    ただ、役所だから、そういう変化を拒絶する文化があるのだろう。
    悩みを聞くカウンセラーを別に設ける必要があるかもしれない。
    だが、そんな予算なぞ、あるわけないだろう。
    何から何まで、八方ふさがりなのが実情だ。

    ただ、これは個人的な意見だが、失業している人の中で、積極的に求職をしている人を、4つの層に分けることができる。

    「あれができる、これができる」と言いつつ、「何がしたいの」に答えられない人。

    「何がしたい」と言えるが、そのための現実的な経験とスキルがない人。

    「生活のためなら何でもする」と言う人。

    「何ができ」「何がしたい」との整合性が取れるが、その「何」が募集されていない人。

    そして、それぞれに、特定の相談員を配置すれば、効率と温かみ(名前を覚えてくれる)のある相談ができるのではないあろうか?
    4つの層に分ければ、相談員もそれに集中して、相談に応じやすくなる。

    最初の層であれば、分析力に優れた相談員を配置すれば良い。
    求職者の技能を理解し、その人にあった職を紹介することができる。

    二番目の層には、学校の進路指導教諭に似たような人が相談員が適切かもしれない。
    必要なスキルを身に着ける術を教えると同時に、諦めさせる説得力も重要になる。

    三番目の層の相談員は、別の顔が必要だ。ブラック企業を見分けるスキルだ。
    勧める際に、そのブラックっぷりを徹底的に説明しなければならない。
    時間があれば、給料が高い募集を出している会社を調査する仕事が追加される。

    四番目の層が一番問題だ。とりあえず、生活における費用を切り詰める知識と、
    他府県の情報を熟知した相談員が必要だ。「雪解けまで待て」と言える勇気も。



    一概に「人が足りない」とかではない。
    ハロワの職員だって、万能じゃない。
    我輩は金計算とか、予算シートとかを見たら、吐き気する。そんな人間に、
    金額の入力をさせるのは、愚かなことだが、それと同じだ。
    職員の得意不得意を見極める。
    そして、失業者も金太郎飴じゃないことも、理解しなければいけない時期に来ているのだ。
    ILOの加盟国である限り、逃げられないのだから。

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    つ「餞別」

    2011.03.05 Saturday 12:33
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      JUGEMテーマ:日記・一般
       

      この日記、とうとう会社の中で広くバレバレな状態になってしまい、
      はてさてどうしたものか。
      いや、どうでもいいか。



      …てかよーーーーーーーーーく考えてみたら、この日記、10年以上書き続けているんだよね。
      過去の罪業がバレバレで、さて、不良デブとしてちょっとブラついてこようーかなあ…
      何を書いているんだ、我輩。



      退職者増加中。
      去りゆく人たち全員から10円貰ってたら、今頃大富豪だぜ…って、「らぶやん」にも似たような表現があったな…個人的に好きだけどな。
      てか、去りゆく人たちに、餞別を送るものであるが、貧乏な我輩にそんなのできるわけがない。

      というわけで、この日記を読んでいるであろう、去りゆく皆さんに。
      もし、既に就職先が決まっているのであれば、そのままこのブログをお閉じください。
      読めば読むほど、人生に勇気が出てきます。
      「ああ、俺よりも糞のような人生を生きている人がいる」って…あれ?なんか違うな。



      年休が余っているのであれば、それらを消化しつつ、ハロワへゴー。
      自主退職だから、失業保険は3か月後から…という原則があるが、
      ある理由から「特定受給資格者」として、直ぐに貰えることができるかもしれないからだ。

      「特定受給資格者」は、会社都合により、本人の意思にかかわりなく、普通解雇や整理解雇された失業者を指すもので(無論、懲戒解雇のように、反社会性活動に対する懲罰として解雇された場合は除く)、この場合は直ぐに支給される対象となる。
      逆に自分の意思で退職する場合は、「一般受給資格者」となり、3か月間支給されない。
      当然、「特定」のほうが有利だ。

      ただし、「従業員の1/3以上が退職した」という場合での退職だと、状況によっては、「特定」になる場合がある。また「予見できない範囲で、給与が85%未満になった」場合でも、「特定」となる可能性が高くなる。異動させられたが、社員生活を考慮されなかった…ということも、理由になる場合がある。

      いずれの場合でも、ハロワに登録する際、ありていに事情を説明するのがベストだ。
      法改正で、失業の条件が緩和(?)されたようだから、何か有利になる方策がないかどうか調べるべきである。



      このカテゴリーにも書いたが、保険がある間、体中を検査すること。
      虫歯があるなら、今のうちに治療を。年休消化しているのであれば、平日に。予約の心配もなかろう。
      意外と重要なのが、皮膚科。
      疣除去の他、普段から気にしている箇所(ホクロとか)についても、遠慮なく検査してもらったほうが良い。
      そして眼科まで行き、色々と精密検査を。眼底異常って、結構怖いからね。また、眼鏡をかけている人や、普段コンタクトレンズを使用している人であれば、新しい眼鏡を作ること。これも重要。



      そして何よりも大切なのが、規則正しい生活を送るようにする。
      朝8時に起きる。
      必ず外出は一回する。
      失業すると交通費が馬鹿にならないから、徒歩や自転車で行動するようにすれば、節約できるし、健康にも良い。
      外で缶ジュースを買わず、家でお茶を作り、ペットボトルか何かに入れて外出する。



      「失業は恥ずかしくない」と慰める人がいるが、それは嘘だ。
      やはり、失業しているのは「恥ずかしい」ことだ。
      ただ、「失業者」と「求職者」は違うという意識を持つように。
      不況や病気などの個人的な理由がなんであれ、絶望的な状況において、それでも働きたいという人と、そうではない人の間に、区別を設けるべきである。
      自分を「失業者」とは思ってはならない。
      明日を信じる、「求職者」であるという意識を、保ち続ける工夫が必要なのだ。
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      2ちゃんねるの信用性が低くなっている理由がよくわかるな、これ

      2011.02.03 Thursday 15:38
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        JUGEMテーマ:学問・学校



        職業訓練中は金をくれるけど交通費とテキスト代は自腹らしい

        半分嘘。
        テキスト代は自腹であるが(とはいえ、1万円超えるということはない)、
        交通費(この場合は、通学費)は全額支給。
        ついでに、一日に受講手当てとして700円追加で支給される(平成24年3月31日までの暫定措置で、通常は500円)。
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        就職活動に関する所感

        2011.02.02 Wednesday 23:13
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          JUGEMテーマ:ビジネス


          昼食時、かつて勤めていた吉祥寺の会社で、長らく活躍していた友人から電話。
          詳細に関して、ここでは書かないようにする。 
          日本のコンテンツ市場が衰退する理由が絡んだ内容であるし、プライバシーの問題だ。
          ただ、彼のために、また、仕事が見つからないという悲惨な日本経済の中で、
          どうすべきかについて、経験を交えて記したいと思う。
          脈絡がない文面になると思うので、大変読みにくいかもしれないが。



          就職のエージェントが「紹介できる案件がない」と言うことが多く発生しているらしい。
          それには理由があるように思える。
          以前、日記にも書いたが、就職を紹介する業者は、出来高制となっている。
          人材を会社に紹介し、採用となったら、年収の5〜20%の報酬をもらう。
          人事としては楽ではあるが、経営から考えると、大きな出費である。
          たとえば年収1000万円の人材を採用したとして、50から200万円の報酬を支払わなければならない…これはちょっとしたアルバイトを雇うより大きな額である。
          また採用したとしても、数ヶ月で辞めるというケースがある。
          最近は、保証期間として3ヶ月待ち(まあ試用期間というものだね)、正式採用となれば支払うということになっているが、すべての業者がそんなに良心的であるということはない。
          採用したら即払い。でも逃げられたら、そのままバイバイ。
          全部とは言わないが、エージェントのほうとしても、登録する人は「弾」だとしか考えていない節があるとも思える。これは仕方が無いが、人の履歴書をチェックしないで右から左に流すだけのエージェントがあまりにも多すぎる。
          こういういい加減な仕事をするエージェントが増えすぎたのが理由で、会社のほうも、使わないようにしているのが実情である。

          では、どうすべきか?

          ハローワークはブラック企業の集まりであるのは否定できないが、
          募集に出された採用条件と実際の契約内容が違う場合、堂々と拒否し、不正があるとして、申告することができる。
          ハローワークの良いところは、利益を求める会社組織ではなく、あくまでも公的機関であることだ。無理やり人を会社に押し込めるという発想がない。不正があれば拒否することで、どうこう言われることはないし、逆に感謝される。ハローワーク自身も、ブラック企業の対策に頭を痛めているのだ(ただ、いちいちチェックする人員が少ないだけ)。

          もう1つの方法があるとすれば、会社の人事に、直接自分を売り込むということだ。

          「ホームページには、募集していないって、あるけど?」

          ここであきらめてしまうのが、間違いなのだ。
          20年弱前、コナミに中途入社した我輩であるが、
          当時、同社では募集はしていなかった。
          ただ、経歴書、作品、そして自分をアピールする手紙を添えて、送付したのだ。

          失業中、欧米への就職を考え、色々調べていたが、実はこの方法が極めて合理的であることを知った。

          ・企業のほうとして、わざわざ応募してくる人は「熱意がある」と考える。
          ・会社のホームページに募集を掲載するだけでも、ちょっとしたコストになる。
           募集を掲示せずとも応募があることは、コスト面でありがたい。

          特に日本では、「募集がない=一切採用しない」と、最初から勘違いし、あきらめている人が圧倒的多数であるのに、あえてそこに一通だけ、応募しようという意思を示すことは、非常に目立つのだ。

          無論、「うざい」とそのままシュレッダーにかけられるケースも否定できない。
          だが、これはあくまでも個人の経験であるが、「一度会ってみようか」という気持ちになる。

          ただ注意しなければならないのは、事前にその会社の経営状況を調べておくことだ。
          経営再建で人が雇えないという理由なのか、あえて人を増やす必要はないが良い人材があれば欲しいと思っている企業なのかの見極めがないと、郵便料金と履歴書の手書きでの手間がもったいないだけになる。

          また、自分の持っているものが何であるのか、全部すべて整理し、希望する会社の業態のどこに当てはまるのかということをシミュレートする能力が必要だ。
          大根を作らせたら日本一という自負と客観的な実績があっても、目指す企業が漁業会社だったら、意味が無い。だが一方で、漁業会社だからこそ、この大根つくりのノウハウの何を生かすことができるのか、搦め手から考え、突撃するという発想力を鍛えるべきである。
          それを発見できたら、挨拶の手紙に、その旨をPRし、職務経歴書には、相手にイメージさせやすい…つまり、社員として雇ったら、どういう仕事をしてくれるのかという「ことをイメージさせる工夫をしなければならない。



          日本の就職活動の悲惨さは、杓子定規での攻め方と、偏った情報、「控え目」を美徳とする「恥」を知る文化にある。

          一度落ちぶれたら、もう怖いものはない。
          がむしゃらに、しかし、使い古した表現であるが、相手にインパクトを与え、「一度会いたい」と思わせるにはどうしたらよいのか、考える発想力が必要なのである。



          就職内定率68.8%は政府のデマ 実際は50%を切っている模様



          ひどい時代だ。
          民主党をつぶさないと、日本がなくなる。
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          おい…やめろ…

          2010.05.11 Tuesday 00:14
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            元探偵ファイル編集長がヤフオクで就職活動中!




            なんか、ものすごく切なくなるんだけど…。
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            転職についての総括 その4 転職エージェントについて

            2010.05.02 Sunday 19:34
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              日本全国に、大小さまざまな転職エージェント会社が存在している。
              インターネットや電車内の広告で直ぐに目に入る会社から、
              社長兼社員が一人で、特定分野に特化した個人事務所まで合わせると、
              もしかしたら300社くらいあるのではないだろうか。
              いや、もっとあるかもしれない。

              解雇されるか否か、あるいは今の職場に不満があるか否か、
              それら一切問わず、とりあえずエントリーでもしておくか…というのが、
              これら転職エージェントの気楽なところであり、逆に面倒くさいところである。

              まず結論から書かせてもらうが、転職エージェントについて言えることは、

               ・殆ど、求職者の為に動いている会社はない
               ・殆ど、求職者はあくまでもコマだとしか思われていない
               ・殆ど、入社後のフォローなぞしない

              というところだろうか。
              「殆ど」とあるのは、無論、例外もあるという点である。

              今使っているIEのお気に入り「転職エージェント」のフォルダーを開け、数えてみたら、50社弱登録されてあったが、そのうちに3〜4社くらいしか、「殆ど」には含まれていなかった。

              実際のところ、これらの転職エージェントは現在、激しい競争に見舞われている。「不況だから求職者も多いのでは?」と思われるかもしれないが、実際のところ、様子が違う。否、逆に「不況」だからこそ、転職エージェントは苦境に立たされているようだ。

              その理由として

               |膕霹颪高いこと
               ▲ぅ鵐拭璽優奪箸普及していること
               ハローワーク経由での補助金



              |膕霹

              求職者自身が支払う仲介費について、殆どのエージェントでは要求されない。一部、必要だというエージェントがあるとは聞いたことがあるし、また海外の転職エージェントでは(特に欧州)、仲介手数料を求職者に要求する会社がある(日本円にして月額5000から1万円程度だが、微妙な価格設定だな…これは、海外エージェントが日本のエージェントと違って、情報は「有料」とする考えが強いため)。
              その代わり、求人広告を出す企業に対して広告費と、採用決定に際しての仲介手数料が請求される。

              この広告費と仲介手数料が、微妙に高いのだ。

              たとえばインターネット上のエージェントサイト上に求人案内を出す場合、その内容とスペースに応じて、月額50〜100万円の広告費が必要となる。

              「企業としては安いんじゃない?」

              そう思う?
              甘い甘い。
              企業のほうとしても、求人広告を幅広く行い、優秀な人材を揃えたい。
              一社だけのエージェントサイトだけに、広告を打つと思う?

              同じ求人内容が、リクルートナビや毎日ナビなどに掲載されているが、募集内容を見ると、同じ転職エージェントが窓口になっていることがわかる。
              同一のエージェント会社が、自社サイトだけでなく、これらの複数のエージェント会社が宣伝を出す、有名転職サイトに広告を複数出すだけで、請求される広告費も、グングン上がる。

              また一部の企業では、どのような経緯なのか知らないが、複数の転職エージェントに応募を依頼するというケースがあり、そのため、ダブって掲載されることがある。
              ムダなことだけど、社内における報告やエージェント会社との契約の問題から、そうなってしまったのであろう。

              それにしたって、ここだけでも、1カ月で1000万円前後の費用になってしまう。
              採用を管轄する人事は、社内における間接費、コストでしかないため、圧縮しなければならない分野である。

              もう一つの問題は、採用が決まった後、エージェント会社に支払う報酬であるが、これは採用された人の年収の25〜35%が相場だとされている。

              大きいでしょ?
              仮に年収500万円の人を採用したとして、125〜175万円、費用として計上しなければならない。
              企業によっては、決して馬鹿にはできない額面だ。
              複数の人材を確保するのであれば、その分だけの費用対価を計算しなければならないが、どのみち大きなコストであるには変わりはない。




              インターネットが普及していなかった数十年前(我輩が新卒だった頃)であれば、費用はネットではなく、会社案内やリクルート情報誌への出稿、印刷代金などに回り、それなりの費用対効果が見られた。
              だが今では、わざわざ転職エージェントや転職情報サイトに掲載を依頼せずとも、自社のホームページに掲載すれば、それで十分になる。
              グーグルを通して

               「社員募集」

              と、自分が働きたい業界名称などで検索をかければ、個人ベースでも情報が大量に入る時代になった。
              何よりも、エージェントを介してではなく、

                  率先して探し応募した=仕事に真剣

              だとする考えが、企業側にはあるようだ(「ようだ」としたのには理由が。これは後述するが、エージェントを通さずに直接募集のため、書類などを送ると、面接に漕ぎ着けやすくなる…そんな経験則があるためだが、本当かどうかは判らないので「ようだ」とした。スターウォーズじゃないよ)。

              自社のホームページからだから、費用はかからない。
              エージェントが篩いにかけていないから、大量応募が来るが、実際のところ、エージェント会社の全てにおいて、人を見る目があるかどうか、甚だ疑問だ。




              「ハロワの求人情報は糞ばかり」
              という声があるが、うん、否定できない。
              日記にも何度か書いたし、我輩自身も検索して


               年間休暇日数 39日間
               月給    14万円(交通費支給)
               資格     TOEIC900点 
                      不動産鑑定士資格保有
                      中国語の会話に堪能
                      大卒
                      大手商社や不動産会社で土地取引経験10年以上
                      キャリア形成ウンコーで30歳未満


              という求人があって、思わず画面に向かって



              になった思い出があるが、それでもきちんと検索すれば、まともなものも大量に存在する。
              時折、役所関係や外郭団体の臨時募集もあり、時折、エージェントで紹介されるというケースもあるが、情報量としては、ハロワが多い。

              何よりも企業にとって、ハロワでの募集のほうがメリットが大きい。
              求人を出すのに、費用が一切かからないこと。
              そして何よりも、ハロワを通して応募し、採用すれば、企業に対して国から給付金が出る。微々たるものであるが、少なくともエージェントに支払うだけ、出るだけという構図から脱却できるというものだ。



              自社サイトとハロワ求人だけで、コストがかからない…不況であればあるほど、転職エージェントに依頼する傾向が小さくなるのも当然だろう。
              逆に、エージェントを通して、費用が厳しくても出したいという企業は

               上場企業ゆえのメンツ

              あるいは

               目だった広告をしなければ人がこないブラック企業

              ということになる。
              前者は馬鹿らしい理由かもしれないが、上場企業は会社収益と同じくらいに、メンツや見栄えが重要になる。
              求人広告を出すことは、同時に自社が「これだけ経営は順調です」というアピールになるからだ。
              尤も、何度も同じ求人広告を出すとなれば、離職率が高いということを自白していることになるが、まあ、株主にとって、社員の人生や生死は関係ないことなんだろうな。
              また、上場企業のほうとしても、コストを抑える必要があるのは同じ。
              広告を出しても、結局は誰も採用しないという図式が、見えてくる。

              また離職率が高いブラック企業ともなると、ハロワでじっと餌に食いつくのを待つのでは間に合わないので、何度も広告を出すハメになる。
              皮肉なことに、ブラック企業は社員の人生を潰すことによって収益を出すスキームで成立している。大量に出し、コストが響いたところで、あまり影響はない。



              全国に何百社もある転職エージェントが、
              日に日に減少する企業クライアントを奪い合うが、
              結局紹介できるのは、殆どが就職が極めて難しい大企業か、
              人生と引き換えのブラック企業かのどちらかになる(もちろん、例外もある)。

              じゃあ、エージェントは登録するだけでムダか?…と、言われれば、そうでもない。

               ・現在在職中であれば、面接などのセッティングの調整を代行してくれる
               ・履歴書の添削や、面接の予備演習をしてくれる
               ・登録会員限定の転職セミナーなどの情報を提供してくれる
               ・会社のホームページに掲載されない、本物の限定求人情報を持っている

              というメリットが一部にはある。

              そう…「一部」…なのだ。

              登録した50社のエージェントを見直してみて、
              上記3点を全てクリアしたエージェント会社は3〜4社しかなかった。



              解雇されたりして、無職であれば、いつでも面接に臨む事ができるが、在職中であれば、ある程度、エージェントに任せたほうが良い。
              面接の日時セッティングは、やはり難しいもので、この種の調整に慣れているエージェントがいれば、いらぬ気苦労をすることもない。

              履歴書、職務経歴書、場合によっては英文履歴書の添削を真面目にしてくれるエージェントは、やはり信頼できる。
              最低限、応募として出す会社ごとに違う「応募動機」について、逐一チェックし、間違いなどを指摘してくれるエージェントであれば、とりあえず及第点だ。

              青山にある転職エージェントで、一度酷い目にあった。
              このエージェントに古い履歴書を提出し、後日、某社の募集案件を紹介されたので、OKを出した。

              ところがこの馬k…転職エージェント、我輩が提出した古い履歴書をチェックしないで、そのまま提出したもんだから、さあ大変。

               「応募の動機がおかしいって、お断りの連絡が」

              その前に、チェックするのが、おまえの仕事だろ?
              信じられないが、こういうエージェントが、結構多いのが事実だ。
              多忙すぎて、チェックできないという理由もあるかもしれないが、
              多忙には程遠いエージェントだったな、あれ。

              面接の事前演習をきちんとしてくれるところなら、信用しても良い。
              更に、受ける会社ごとに、違う面接の練習を、その都度行ってくれるエージェントであれば、100点だ。
              「はい、ここ書類合格しましたので、面接言ってください」
              だけで放り出すエージェントが、なんと多かったことか…。



              セミナーとかの開催も重要。
              出席できずとも、場合によって、そこで配布された資料を渡してくれることもある。
              これが結構役に立つし、何よりも、転職という市場において、差別化を図る企業努力を怠っていない点でも、信用性が高い。



              そして、呈示された求人事項が、求人を出した会社のホームページに掲載されていない、限定、かつレアなものであれば、営業活動がしっかりしているエージェントである可能性が高い。

              いや、でもこれも例外があるな…。
              人生における最大の失点である日本語学校を紹介した、怪しげなエージェント会社(どう怪しげなのか、後述)…あれは、営業で得た求人情報ではなく、校長とその会社の社長との個人的な繋がりで得られたものだった…。
              こういうケースもある。
              全て悪いというわけではない。
              だが、少しだけ警戒をする必要があるのも確かだ。
              何せビジネスライクでのエージェント契約ではないため、入社後のフォローとか、きちんとした面接とか、何もしないからだ。



              さて、インターネットを通してエージェントに登録、あるいは情報サイトから興味ある情報があり、応募エントリーをすると、エージェント会社から連絡が来る。

              「一度、弊社までお越しください」

              と共に

              「履歴書、職務経歴書をお持ちください」
              あるいは
              「弊社サイトより、履歴をオンラインで記入してください」

              との電話かメールを受けることになる。
              初めてであれば、履歴書について、手書きでなくても良い。
              逆に今までの自分の履歴をを見直すためにも、ネットに置かれている履歴書の雛形をダウンロードして、打ち込めば良い。
              証明写真も撮影しておこう。
              インスタント撮影や路上のボックスではなく、きちんとした写真館での撮影を行えば、データ(あるいはネガ)が保管され、必要に応じて焼き増しできる。撮影できたら、一枚をスキャニングして、データで打ち込んだ履歴書に貼り付けて完成。実際の応募に際して、履歴書を手書きすればよいわけだが、その下書きになるから、面倒でも作成しよう。

              さて、エージェント会社まで行ったら(時として、喫茶店などの場合もあるが、これで判断してはいけない。事務所がないから駄目というケースではなく、担当エージェント自身が多忙故に、会社で面談ができないということもあり、これは逆にプラス評価してよい)、会社をチェックしてみよう。

               ・多数の人が出入りしていたら、プラス。
               ・多数出入りしても、通される部屋が静かであれば、プラス。
               ・贈られている花が枯れずに、きちんと育っていれば、プラス。

              まあ、常識の範囲だわな。
              え?
              「多数の人が出入り」の意味?
              求人者やらエージェント会社のエージェントやらが、活発であれば、その分だけ信用できるというもの。
              ただ、面談する場所が、本社ではなく、面談専用のテナントという場合もあるので(結構あるんだ、これが)、一概には言えないな。
              また、「多数出入り」しているのに、部屋の中は静かということは、最低限のプライバシーを遵守している点で妥協していないので、これはプラスになる。
              贈られた花を飾っていたら、いつ飾り始めたのかと同時に、きちんと枯れずに、あるいは病気にならずに、きちんと育っているのは、良い会社だと判断すべきである(これはエージェント会社に限らない)。



              エージェントと初対面。
              服装や言葉遣いを確認するのは当然ではあるが、
              もう一つ目を留めるところは、渡される名刺での
              担当エージェントの肩書きである。
              前職、あるいは現職の自分の役職地位にある程度
              準じているかどうかが重要になる。
              ただし、肩書き云々で判断するのも愚という場合もある…
              TPOがグチャグチャな人が「社長」という名刺を渡された時は、
              さすがに頭がクラクラしたよ(実話)。



              前もって、自分のために求人情報をプリントアウトして、
              目の前に並べてくれるのであれば、信用して良い。
              準備をきちんとしているのであれば、求職活動に関して
              真面目にフォローしてくれることが期待できる。
              逆に、面談した後で、

              「ちょっとお待ちを」

              といい、5分後に、ホームページをプリントアウトしてくる場合は、
              今度のお付き合いを断った方が良い(10社以上、こうだったよ…)。



              いくつか確認もしよう。

               ・履歴書をきちんとチェックしてくれるか。
               ・応募した会社ごとの履歴書内容をチェックしてくれるか。
               ・面接の予行演習は、応募した会社ごとに行ってくれるか。
               ・入社後のフォローは行っているのか。

              面接の予行演習は、希望すれば、セッティングされなければならない。
              その為に、エージェント会社は存在している。
              また、演習を多くやればやっただけ、場慣れしてくるのも、否定できない事実だ。
              本番を行い、何度も面接をしては落とされるが、予行演習で不採用になったのではないかという発言について相談すれば、適格な対応について教えてくれるはずである。

              ただ、エージェントの中に、面接術を全く知らない人が多数いるので注意を。
              職業訓練学校で学んだ面接術のほうが、まだ役に立ったな…。



              エージェントは万能ではない。
              が、利用する価値はないわけではない。
              良いエージェントであれば、徹底的に活用しよう。
              それは、自分で見つけた募集案内の相談でも良い。
              正しいエージェントであれば、何らかのフォローをしてくれる場合もある(逆に不利になることもあるので、注意が必要だが…注意のしようがないもんなあ)。
              またエージェントの中に、どうしようもないエージェントも多数ある。



               四柱推命を出してくるエージェント(例の日本語学校を紹介しやがった
               エージェントね)。

               面談場所と事務所の間に仕切りがないエージェント会社(〃)。

               「履歴書のデータを解凍して」と頼まれ、事務所の中に入れられ、
               送信した履歴書データを解凍したら、他の人たちのデータまで
               丸見えだったエージェント会社(〃)。

               「死ね、差別主義者!」と英語で罵倒してきたエージェント。
               ちなみに外資系専門のエージェント会社だった。

               前述の履歴書を全くチェックせず、そのまま右から左へと出し、
               書類選考不合格について責任転嫁するエージェント。

               唐突に募集案内を突きつけ、「さっさと応募しろ!!!」と大声で
               脅迫してくるエージェント。

               応募しないのに、勝手に書類を送るエージェント。

               一ヶ月で担当が5人替わったエージェント会社。

               「中国でしか働けないのが現実なんですよ」と脅してきたので
               「じゃあ何で、アンタは日本で働いているんだ」と返したら
               ガチャンと電話を切ったエージェント。

               「…私…この仕事、辞めたいんですよ」と我輩に
               半べそかきながら相談してきたエージェント。

               「いやあ、立派な社長です」と言ったのだが、
               面接で出てきた社長が、パジャマ姿で、DQN丸出しだったのですが…
               と返したら、「そんははずはありません!」と逆ギレしたエージェント。

               「弊社でまず、書類選考します」と言うエージェントに対し、
               「そもそもこの募集、ブラフでしょ?」と返したら、発狂したので、
               「この会社、半年前に同じ募集を出してましたが、採用が決まった
               らしく、もう募集はしていないとの回答がありましたが?」と
               更に油を注いだら、炎焼がひどくなったエージェント。

               

              ああ、まだまだあったな…思い出すだけで、腹が立つ以前に、腹筋が破壊しそうで困るなあ。
              もしかしたら、我輩、エージェントの社員の転職をサポートする、エージェントになれそうな気がしてきた。w

              それにしても、転職エージェント業界もまた、前述の通り、厳しい状況にある。人事での広告代理店のようなものだと考えれば、わかりやすいかもしれない。
              不況でまず削られるのは、コストの高いところだ。
              その代行屋がノルマをこなす状況には、なりにくい現在だ。
              実際、リクナビ自体が大量のリストラ解雇を行い、面接や履歴書のチェックや相談を行っていない(「まだやっているよ?」と思われるかもしれないが、申し込んだところ、全然音沙汰無かった。職業訓練学校の友人に訊いたら、そういう事情があったとのこと。世知辛いねえ…)。



              へ?
              我輩?

              エージェントを介さず、インターネットを通して募集を探し、
              自分で応募した会社に、結局決まったわけだから、エージェントについて
              あーだこーだと書くことができる立場ではないけどねえ…。

              おかしなもので、考えてみたら


               株式会社日立製作所
                 リクルートなどを通さず、OB名簿に片っ端から電話をして
                 面接にこぎつけ、採用された。

               コナミ株式会社
                 履歴書を送付し、面接にこぎつけ、採用された。

               株式会社GAE
                 設立メンバーだった。



              日本語学校の職だけ、エージェント仲介だったな。
              これは我輩個人のジンクスかもしれない:


               
                      エージェント仲介だと、悲惨な目に遭う。
                 


              旅行にしても、何にしても、代理店とかを使わないほうが
              正解だったというジンクスが我輩にはある。

              これをお読みの貴方については、この例ではないかもしれないが。
              転職についての総括 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

              転職についての総括 その3 会社を追い出される日までに

              2010.04.17 Saturday 18:35
              0
                さて、気持ちが整理し、「整理解雇」を受け入れ、
                書面に(この書面がクセモノだから注意を。きちんと「整理解雇」云々であるかが明記されていることを確認しよう)捺印をしたら、
                残った年休とか代休を消化しよう。

                『え?引継ぎとかは?』

                あのさ…会社が一方的に「整理解雇」したってことは、
                会社からは現在進行形で「用済み」扱いされているんだよ?
                引継ぎとかしろと言うが、「用済み」の人間の仕事を引き継ぐ社員なんか、
                いると思うか?
                まあ、やるとしたら、私物の整理だね。
                これは早め早めに、できる限り一日で終わらせたほうが良い。
                纏まったら、ダンボール箱にまとめ、着払い伝票で自宅に送ろう。

                『残業をして、給与上乗せすれば、失業保険が上乗せになるのでは?』

                本によって、この裏技が紹介されている。
                仕組みを単純に説明すると、失業保険は、解雇された会社の全給与から算出される。だから、残業をして、残業代を上乗せするようにすれば、多く貰えるという寸法だ。

                だけどね…
                今時、残業代を出すなんて、日本にあるか?
                てか、残業代を出そうとしないから、安易な整理解雇なぞするんだろうに。
                長時間働いても、残業代を出さないという労働契約であるとすれば、解雇される側はその内容を盾にすればよろしい。
                さっさと年休を消化すべし!



                で、年休消化中は何をすべきか?
                インターネットなどで検索すれば、

                「ハロワに行く」
                まあ、当たり前だ。
                離職票とか手元にまだないとしても(退職の日の数週間後に届く)、求職票の提出は可能だ。
                また、これは我輩だけだったかもしれないが、ハロワの職員と話をすることで、必要な準備だけではなく、精神的な安堵感が得られることがある。
                失業者になってしまった自分を、ある程度客観的に再確認させてくれる職員の手馴れたメンタルケア(なのかどうかは知らないが)は、やはり有難いものだった。

                「市役所に行く」
                税金の問題がまず出てくる。
                猶予措置とかについての説明を受けよう。

                あと国民年金についても相談しよう。
                厚生年金分、失業期間中、減額されるのが何とも辛いものがあるが、国民年金は支払わなければならないから、結構、金額的にしんどいものがある。
                これについても猶予措置がないものか、相談してみよう。

                そして重要なのが、医療保険。
                会社の健保をそのまま継続して使うこともできるし、国民健保に乗り換えることもできる。
                役所であれば、国保の金額が算出できる。
                会社の組合健保であれば、その組合事務所まで電話などしてみて、継続加入の場合の金額を調べよう。
                これは本当にケースバイケース。
                モノの本では、会社の組合健保のほうが安い場合が多いと書かれているが、我輩の場合は全く逆で、二倍弱の差があった。
                これは素直に安い方に乗り換えよう。
                ただし、退職最終日まで待とう…その理由は、下記にある。



                これら以上に我輩として、お勧めしたいのが

                「医者に行くこと」
                これだね。
                それも小さな、行き着けの医者とかではなく、
                科が万遍なく揃っている大病院をお勧めしたい。

                『人間ドック?』

                それは高い。
                そうではなく、在職中に健康診断などで必ず指摘を受けていたであろう箇所について、精密検査を受けたい!…として、初診患者となろう。

                我輩の場合は、いくつかの臓器から異常数値が出てたので、
                その検査結果表を持って、大病院に行くことから始まった。
                表を見せて、もう少し詳細な検査をお願いした。

                そ、会社が加入してた、健康保険証で。

                退職最終日まで、年休を活用し、保険証を使って使って、使いまくった。
                病院において、産婦人科と性病科以外、全ての科で検査をしまくった。

                ここがポイント。
                国保でも当然できるが、全体の負担額から考えれば、
                残りの在籍期間をフルに使って、検査を受けまくろう。

                また退職後に検査を受けるようでは、時間の無駄になってしまう。
                使えるものは、とにかく使う。


                「山本さん…あなた、あのまま会社にいたら、絶対死んでました!」

                で、こういう診断を下されたんだよな、我輩(マジで)。
                薬を処方され、各種検査を続けて、昨年末までに正常値に戻したものの、
                今から思えば、(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル。



                あとは、転職エージェントに登録したり、生命保険などを見直したり、
                部屋を掃除したり、色々することが多かったりする。

                「失業保険もらって、のんびりしよう」

                と思うほど、甘くない。
                いや、かえって忙しくなる。
                しかも「会社」がやってくれてたことが、すべて自分でやらなければならなくなる…これが結構キツイ。



                さて、退職の日が来た。
                さっさとタイムカード押して、出ようぜ。
                転職についての総括 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |

                転職についての総括 その2 履歴書について

                2010.04.16 Friday 11:02
                0
                  予定では、「解雇された直後に行うこと」を長々と書きたかったが、
                  その「行うこと」と関連して、先に履歴書とかについて。

                  日本の企業文化は、本当に馬鹿丸出しであるが、
                  その最大の馬鹿文化は、年齢差別である。

                  「あれ?日本では、法律で禁止されているのでは?」

                  そう思われるだろう。
                  ところが実際のところ、その法律に大きな欠陥が存在している。



                  改正雇用対策法 第10条

                  事業主は、労働者がその有する能力を有効に発揮するために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、労働者の募集及び採用について、厚生労働省令で定めるところにより、その年齢にかかわりなく均等な機会を与えなければならない。


                  うん。
                  確かに「募集及び採用について」と書いている。
                  でも、この法律には、以下の「適用外」とする条件が付随している:



                  1号 定年年齢を上限として、当該上限年齢未満の労働者を期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合

                  2号 労働基準法等法令の規定により年齢制限が設けられている場合

                  3号のイ 長期勤続によるキャリア形成を図る観点から、若年者等を期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合

                  3号のロ 技能・ノウハウの継承の観点から、特定の職種において労働者数が相当程度少ない特定の年齢層に限定し、かつ、期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合

                  3号のハ 芸術・芸能の分野における表現の真実性等の要請がある場合

                  3号のニ 60歳以上の高年齢者又は特定の年齢層の雇用を促進する施策(国の施策を活用しようとする場合に限る。)の対象となる者に限定して募集・採用する場合



                  一番の問題は、この中の

                  3号のイ 長期勤続によるキャリア形成を図る観点から、若年者等を期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合

                  の乱用が酷いという実情を、休職期間中、痛いくらい実感した。

                  この文面、一読して理解できる人は、それほどいないだろう。
                  内容が非常に曖昧すぎて、何が書かれているのか、判らない。
                  だが、この曖昧さを利用して、企業は年齢だけで不採用としている。

                  「キャリア形成」?
                  まず、企業はこの「キャリア」が何であるのか、知らせる義務がない。
                  具体的に、どのような「キャリア」、細かく言えば、仕事における技能、スキルが身につき、どのように会社の集積に繋がる人材になるのか、それを教えてくれるということはない。
                  そして、その「キャリア」として一人前になるための「期間」とは何か、一切呈示されることはない。

                  年齢上の理由だけで不採用することができるという、絶対前提として成立した法律なのである。

                  乱暴にまとめて言えば、この一文を記載しておけば、
                  あるいは書類審査で年齢から落としたい場合、メールにこの一文を
                  記入しておけば、関係各庁からお叱りを受けることはない…というものだ。
                  募集では年齢制限は記さないが、この免罪符だけで、選別をしても許されるという法律だ。



                  この法律が、どんな政権が来ようと、改まることはない。

                  だとしたら、書類審査で年齢から落とされないようにするには、どうしたら良いのか。

                  至極簡単、だが非常に面倒臭い方法が一つある。
                  こちらのブロガー様からすれば、糞文化の一つだとして扱われるだろうし、我輩もその点については、100%同意したい。
                  だが、日本国内で就職をしたいという覚悟があるとすれば、この方法しかないのだ…それは





                  履歴書を手書きで書く事。




                  呆れるでしょー?
                  我輩も呆れてしまうが、重厚長大の基幹産業であろうとも、
                  軽薄短小な似非IT企業であろうとも、
                  手書きであれば、年齢のハードルが若干下がるのだ。

                  理由について理解できれば、おめでとう、あなたは立派な日本人だ。
                  ただ、雇用する側からしても、理解できることでもあるのだ。

                  先ほどの海外ニート様の意見とは正反対であるが、手書きであることのメリットは、

                  「我が社のために、わざわざ直筆で…」

                  という精神論にあるのではない(いや、全くないと言えば、嘘だけど)。
                  前職で採用する側の人間だった経験からすれば、手書き履歴書のほうが、安心感が抱けるものだ。


                   ・文面の構成を考えて書いているのかを判断。

                  手書きをすれば判るが、狭い枠の中で、伝えたいことがキチンと、整理され、なおかつ丁寧に納められているのかどうかが見られる。
                  無論、鉛筆で下書きをして書かれていれば確実だし、アドバンテージにはならないが、最低限の「常識」である。
                  虫眼鏡で細かく書いていたが、それでも足りなくて、枠からはみ出したり、逆に白いスペースが目立つのであると、前述の「我が社のためにわざわざ」と言う気持ちの前に、「大丈夫?」と思ってしまう。
                  相手の立場に立てば、なんとなく判るでしょ?


                   ・読める文字を書くことができるかを判断。

                  我輩の黒歴史になる、日本語学校での日々…。
                  ただまあ、今思い返しても、いくつか「なるほどな」と思うことがあった。
                  面接の日に、筆記試験があった。
                  形だけのもの?…と思ったが、後で聞いたところ、

                  『学生にも読める日本語が書けるかどうかのチェックです』

                  とのこと。
                  なるほど…そういえば、エージェントに渡してたのは、PCで作成した履歴書だった。
                  社内のLANやら、ペーパーレス云々と言われているが、全ての企業がそうであるはずがない。
                  下手な文字であっても、読むことのできる文字を書くことができるかが、気になるのであろう。
                  IT化って、万国共通、全社一律じゃないんだよね。


                   ・書かれていることではなく、書き方で常識を判断。

                  職業訓練学校時代、面接術の教官は副業(?)で、多くの会社の面接官を請け負っていた。
                  人事部や人事そのものを統括する部署のある会社は、多いようで結構少ない。大企業は当然あるとしても、大抵は社長か、あるいは総務を担当している人間が兼務するケースが多く、教官曰く、そういう会社は例外なく、採用についてのスキルは皆無だと言う。そういう所では、奇にてらうものを提出するかどうかで、書類選考が成功するか、甚だ難しい…というのも、これこそが「運」以外の何物でもないからが。エキセントリックな社長であれば、奇抜なものを提出すれば「会いたい」と思うだろうし、逆に四角四面の経営をする社長であれば、そのままシュレッダー行き…。

                  『常識が試されるのが、書類選考です!』

                  教官は喝破した。
                  あたりまえ?いやいや、教官は多くの書類を見てきたそうだが

                   ・赤インクで書いてきたやつ
                   ・写真ではなく、プリクラを貼ってきたやつ
                   ・家族構成にペットのハムスターまで入れたやつ

                  とか…。
                  そこまで酷くなくても、日本の会社は極めて保守的であることについて、どうこう言うことは意味がない。保守的であれば、それに従うしかない。
                  履歴書で書かれていることではなく、書き方全体が重要だとのこと。

                  『プロの人事は、社会における常識がどのくらい身についているのか、(履歴書の書き方一つで)見抜けることができます』

                  保守的であるが故に、Word等で作成されプリントアウトされた履歴書を見ると、殆どの会社では、人事の素人玄人問わず

                  『社会における常識がない』

                  と見做されてしまうそうな…厳しいものだ。



                  職務経歴書については、WordでOK。
                  但し、署名は手書きで、捺印も忘れずに…こういうところでも、
                  チェックされるとのこと。

                  また、これはあるエージェントから教わったのだが、
                  経験の中でなしえたものについての、ポートフォリオを作成するのが良い。
                  ゲーム制作であれば、今まで関わってきたゲームソフト商品のパッケージ画像、ゲーム説明、関わった内容を。
                  それでなくても、たとえばメーカーであれば、自分が開発に加わった製品の画像、製品説明、関わった箇所など。
                  副資料でしかないが、面接における話のきっかけになったことが多かった。



                  ついでに言うと、履歴書って実のところ、以下の箇所以外、全く読まれていなかった。その箇所とは



                     退職回数と理由
                   

                  これはね…仕方がない。
                  雇用側からすれば、当然心配することだもんね。
                  面接で訊かれたら、全部隠すことなく、ありのままに伝えよう。

                  ちなみに「趣味」とかの欄が面接にどのような意味があるのか、考えたことはあるだろうか。
                  あれは別にアドバンテージとか関係ない。
                  前述の職業訓練学校の教官曰く、

                  『話題につまった時の、セキュリティ』

                  とのこと。
                  面接される側と同じくらいに、面接する側、しかも人事のスペシャリストではない人間であればなおさら、緊張する。
                  雇う側として、企業の役立つか以上に、どんな人間であるのか、知るのが面接(らしい。教官の受け売りなので)。
                  しかし質問しても、やがて質問することが少なくなってくる…気まずい沈黙が流れる。
                  そこでの助け舟が、「趣味」だとのこと。
                  だからここについては、反社会的ではない限り、弾け飛んだものが良いようで…。



                  書いていく内に、写経の気持ちになっていくのが、履歴書書き。
                  功徳がどのくらいあるのか、判らないが。
                  転職についての総括 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |

                  転職についての総括 その1 解雇されそうになったら

                  2010.04.08 Thursday 16:28
                  0
                    2009年7月31日、石もて追われるようにして、
                    設立に参加した会社から解雇された。
                    その長い夏休みも、終わろうとしている。
                    大学を卒業して、一度も無職の状況でなかったのが、
                    我輩のおかしな自慢であったが、思うに、この勘違い故に、

                     無職であることの不安
                     無職であることの焦り
                     無職であることの惨めさ
                     無職であることの恐ろしさ

                    そして、無職の人たちの気持ちが何であるのか、理解できなかった事が、
                    大きな人間としての過ちであったことが、身に沁みた。

                    解雇されることの痛み。
                    長く尽くしたはずなのに、解雇され、根無し草の状態に陥ることで、
                    人間はどんなに苦しく、悲しく、惨めな気持ちになるのか、
                    痛いくらい理解した。

                    大学で学んだことより、
                    最初に入った会社で徹底的に叩き込まれたビジネスマナーなどより、
                    ゲーム会社で学んだコンテンツの作り方や事業計画の立て方より、
                    遥かに尊い、9ヶ月だった。
                    かつての我輩であれば、空白の9ヶ月間だとして、恥にしてたであろう。
                    だが、今の我輩にとって、この9ヶ月間は、黄金の敗北の期間として、
                    誇りにしたい。
                    人から求められれば、喜んで経験から得られたものを提供したい。
                    同じ立場になった人に対して、喜んで知識をお分けしたい。
                    そして、悲しんでいる人、苦しんでいる人、敗北感にとらわれて
                    自暴自棄になっている人がいれば、そっと抱きしめたい。



                    解雇通知というのは、極めて理不尽な形で出されるものだ。
                    会社自体が危ないという空気は、あらゆるところで感じることができるが、自分に責任の大小こそあれ、責任を取らされる形での整理解雇というのは、許されるものではない。これは法律できちんと、定められている。


                    1)解雇を回避するために、あらゆる努力がつくされたか。

                    2)解雇の人選基準が合理的であり、その適用基準も合理的であるか。

                    3)労働者および労働組合と事前に協議を尽くすなど、
                      解雇にいたる手続きに合理性・相当性があること。

                    4)どうしても整理解雇しなければならないなどの経営状態にあるか。

                     
                    会社のBSとか理解していればわかることだが、経営が苦しくなると、簡単に回復する方法として、解雇が挙げられる。
                    その理由は少々長くなるので、割愛するが、さっさとお金の出るところを削ることで、資金繰りが安定するものだ。
                    だから経営側からすれば、さっさと大量解雇したり、自主退職を呼びかけたりするわけだ。退職金を上積みするというリスクもある。
                    だが、人生を会社に捧げた側として、あまりにも理不尽なことである。
                    そこで、一応、上記4項目が定められ、いずれも該当しないのであれば、解雇は撤回されることになっている。

                    でもさ…この4項目って、かなり曖昧なんだよね…。

                    法律の専門家やら、人事の専門家が理屈をこねれば、ぐうの音も出ない項目ばかり。
                    なおかつ、解雇を強要するためのパワハラなど行うとしても、それらをきっちりと証拠として残すのは、大変難しい。
                    同僚たちに証言してもらうのは、まず無理。だって、証言したら、今度は自分が解雇されてしまうからねえ。

                    ある本では、パワハラやら、退職強要をしていた会社に対して、常時、MP3レコーダを胸元に潜め、上司や人事部の暴言を録音し、労働基準監督局に提出したことで、整理解雇が完全撤回されたケースがあったが、そこまでしないと法律では守られないという悲しい現実が、日本にはある。
                    まあ、かつて会社と社員は一心同体だったという考えが、会社側から一方的に破棄されたから(とか言いつつ、会社に忠誠を要求するんだからおかしなものだ)、社員のほうからして会社を疑うことを前提に動かなければならないというのも、世知辛いものだ。

                    現状の法律では、社員は守られることは絶対にない。
                    よほどの準備でもしない限り、これは断言しても良い。

                    そして、もう一つ注意しなければならないのは、
                    解雇であるが、解雇とは見せないようにする方法である。

                    我輩のケースは、こうだった。

                    周囲が解雇されつつある中、ある日、我輩にこんなメールが来た:



                    「今度の契約更新で、社員契約ではなく、業務委託契約とする」



                    …業務委託契約。

                    つまり、社員として雇用するのではなく、外部の人間として扱う…というものだった。

                    『悪くないんじゃないの?』
                    と思った方、まだこの内容について、ご存知ではないようで。

                    外部の人間であるということは、同時に、会社側として、いつでも切ることができる存在…ということになる。
                    だから、契約を切り替えた瞬間、

                    「仕事はないよ」
                    「だから、お金も払わないよ」

                    ということになっても、一切文句を言うことはできない。
                    また、各種社会保険も、医療保険も自分で支払う必要があり、
                    しかも毎日会社に来いという項目がありながら、通勤費は一切出ない。
                    と言って、業務委託契約において、支払われる金額を見たら、
                    在籍中の給料よりも完全に下がっている。

                    兵糧攻め、という言葉が、頭をよぎった。



                    もし、このようなこと事態になったら、
                    まずメールを全部プリントアウトし、可能であれば
                    MP3プレーヤを胸元に潜め、状況に応じて録音しつつ、

                     ・自分の現在の雇用状態
                     ・会社からの呈示条件
                     ・4条件のチェック
                     ・どこまで戦うかの確認

                    等を書面で整理し、会社に対して回答をすること(書面は提出しないように。このような緊急事態になったことで、脳内が大混乱しているから、冷静さを保つための指標として、自分専用に用意すること)。
                    ヤケになって整理解雇を受理してはならない。
                    下手すれば、自主退職扱いにされてしまい、後々大変なことになる(これは後日、ブログで説明)。
                    そして再度、下記を質問すること:

                     これは整理解雇ですか?
                     これは退職強要ですか?
                     解雇の4条件を満たしておりませんが?

                    そして必ず最後に:

                     整理解雇に応じません。



                    さて、その後、必ず(!)何らかのパワハラが起こるから、
                    応じないと宣言した後、直ちに、考えられる労働関係官庁まで出向くこと。真先に思い浮かぶのは、労働基準監督局であるが、その前に東京都であれば、総合労働相談コーナー等があるので、そこに出向き、相談するのが良い。
                    出向く際に、自分の整理した書類と、就業規則の写し、タイムカードの写し、現状の雇用契約書などを持っていくのが良い。
                    激しいパワハラや脅しを録音しているのであれば、それも持っていこう。
                    証拠がたくさんあればあるほど、有利に物事は進められる。

                    だが、悲しいかな、最近、このように全てを用意したところで、
                    どうしても辞めざるを得ないという結論になってしまう場合が多い。
                    最大の問題は、現状の雇用契約内容。
                    日本人の悲しい性かもしれないが、会社を信用して、細目を読まずに書名捺印するケースがある。
                    ところがこの契約書を読めば、項目によって、如何様にも整理解雇が簡単意できるような解釈ができるものが多い。
                    裁判に持ち込んでも、勝つのは難しいということもある。

                    『じゃあ、意味、ないんじゃないのか?』

                    いや、行ってどうこうすることに意味がないとしても、
                    関係各所官庁に出向いたという事実が、企業にとっては脅威になる。
                    繰り返し行われる退職強要に対して、さりげなく、どこそこまで相談したとか、受けたアドバイスを書き込んだメモを取り出すとかによって、戦う気満々で臨もう。

                    『監督署が入ることで、企業イメージが悪くなるのを恐れて?』

                    実のところ、勘違いが多いのであるが、上場して、会社の経営実態を全部晒す必要のある会社以外、イメージがどうのというのは全く関係ない。
                    裁判までもつれ込んで、その間も社員への待遇を変更することもできない(契約更新に片方が反対すれば、旧契約が引き続き効力を発するため)からコストがかかることを恐れているのだ。
                    思い出して欲しい。
                    整理解雇するのは、企業にとって、大至急、経営状態を好転させるための一番簡単にして、一番手っ取り早い方法なのだ。
                    ずるずると人件費がかさみ、なおかつ裁判などで長々ともつれ込んでしまうことの方が問題なのだ。
                    ここであからさまの退職強要のパワハラをしたいところであるが、関係各署まで出向いたということは、すなわち「知恵をつけさせられた」から、安易にどうこうすることもできない。

                    でもね…前述した通り、最初に署名した雇用契約書の内容において、不備があるという場合が圧倒的に多い。
                    書かれていることに同意したのであれば、攻めるにしても、攻めきれない不利な面がある。

                    なおかつ、「裏切られた」という感情を会社に対して一度でも抱いたのであれば、積極的に反転にでることも考えないほうが良い。



                    一呼吸置いて、数週間(できれば1カ月)時間を置き、

                    「整理解雇を受けますが、こちらに有利な条件でお願いします」

                    と言うしかなくなる。
                    それは退職金だったりしてもよいし、
                    転職に際して、推薦文をお願いするというものでも良い。
                    転職のサポートをお願いするというのも良い。

                    また重要なこととして、この解雇は、会社の経営悪化に伴う整理解雇であるという証明書を出させるということである。
                    決して自主退職でも、懲戒解雇でもない、個人の責任に因る退職では一切ないという正式な文書である。
                    これは後々、非常に役立つものになる(後日説明)。



                    解雇通告後、1カ月の猶予があるのだが、我輩の場合、

                    「業務委託への転換を伝えた時点から1カ月」

                    という理不尽なことを言われた。

                    騙るに落ちたな…そう思った。
                    結局、業務委託契約=解雇 そのものじゃないか。
                    「解雇じゃない。君にとって働きやすい環境」
                    云々って言ってたけどねえ…ニヤニヤ。

                    抗議しても良かったのだが、
                    面倒なので、そのままにした。
                    退職金制度もなかったことも、残念であった(契約書を確認すればよかった)。



                    意地で残るのも良い選択肢だ。
                    でも、社員を使い捨てにする文化がすっかり根付いた、
                    一億総ブラック企業と化した日本において、
                    どのみち、覚悟は必要だ。

                    覚悟を抱いた上で、与えられたカードの中から、
                    如何にして自分に有利な展開に持ち込めるか、
                    準備が必要なのだ。

                    悲しい現実だね…。
                    転職についての総括 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |