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グルメ
先週は本当に厄日の連続だった。
我輩が悪いの?
ただ言われたことをやってただけなのに?
命じられたことがキツくなってきたから、
「キツイことがあったら、言っておくように」
と言われ、そのまま言っただけなのに、
なんだって意味もなく厳しく叱られなければならないんだ?
新しい仕事に関して、今やっている仕事がかなり残っているから、
確かに目を届けなかったことも悪いかもしれんが、
なんだってこうも、やたらとあっちこっちから叱られなければならないんだ?
それと、我輩はただのヒラ社員だぜ?
というか、言われたのが「新人」だぜ?
なんで、ヒラが出る必要のない会議に出なければならないんだっちゅーのに。
出席と準備の時間の代りに、新しい仕事に振り分けてくれてもいいじゃないか…。
まあ、泣き言を書き連ねても、仕方がない。
言われたことは、後でどんなに理不尽なことがあっても、粛々とこなさないといかん。
誰も彼もが、ストレス満杯。
誰かをいじめの対象にしなければ、やっていられないのだろう。
いいよ、我輩にクドクド言っても。
後で、オフィスチェアで全治一か月の怪我を負う覚悟があれば。
ここでは、何かあっても、報告だけにしておいて、相談はしないようにするのがベストだ。
いや、報告と言ったら大げさだが、やはり伝えるところにはきちんとccを入れないと、な。
細かいものであっても、だ。
「あとで色々と訊かれるのが面倒だ」というのは、それこそ卑怯だ。
訊かれることは、情報が共有されると同義だ。
喜ばしいことであり、積極的にやらないと。
以前勤めていたロッソインデックスでは、それが一切なかったからなあ…。
ちょっとした報告を、必要と思われる人にccメールで入れたら
「社長に伝える必要はない!面倒だから!」
と叱られた思い出がある。
M屋さん、そういうことを繰り返したことが、あの会社が倒産する道をひた走っている理由になったんだけどね?
まあ、今更どうでもいいか。
日曜日の仕事は、いつも憂鬱だ。
会社への出社ではなく、外出による仕事がメインだから、
休日出勤申請が通るかどうか、微妙なところだ。
今回は、あるスタジオまで調査…調査と言ったら、大げさかな?
ただ、どんな感じの所か、見に行くというところか…ただ場所が、上野から歩いて10分のところ…結構キツイ。
と、その前に、秋葉原へ。
長らく使っていたICレコーダが故障していたのが判明。
ああ、そうそう、これも先週の鬱の原因の一つであるな。
幸い、ソフマップのポイントが1万円分あったことから、
ソニーの型落ちを入手。
これからよろしくな。結構、こき使うことになるから、何か困ったことがあったら、
我輩に包み隠さず、言ってくれ。
理不尽な叱りを与えるつもりはないからね。w
にしても、ポイントは、こういう時、ありがたい。
おかげで随分と、今月は出費を抑えることができた。
まあ、デジカメ一眼レフという玩具は、想定内ということで。
夕方の上野。
この時間、ここらあたりを歩いたことはあまりなかったな。
東京駅、品川駅、秋葉原駅と比べ、確かに大きなアトレ駅ビルが出来はしたが、
やはりここは、何か古き昭和の香りが濃厚だ。
改札口を出れば、煌びやかな照明が目に入ってくる。
しかし東北へ向かう列車が並ぶホームは、まったく変わっていない。
昔、ある雑誌の中で、上野駅についての記事があった。
東京や新宿と違い、上野という駅は、ある種の寂寥感を持つ。
経済成長時代において、上野は他の駅と同じように、地方からの人材を受け入れる
お披露目会場のような性格を有していたが、東京駅などと違い、上野駅は
敗れて帰る場所でもある…という内容だった。
となると、駅構内の変わらぬこの光景は、
都会への憎しみを忘れてはならない、都会の持つ性格の非情さを
希望と夢を持って上京してくる人たちへの、警告として残しているということなのだろうか。
いや、大げさだな。
単に構造上、改築しにくいだけなんだろう。
予定より1時間早く到着してしまった。
スタジオの周りに、喫茶店くらいあるだろう。
お、あった。
「打ち合わせ、読書、一切禁止」
おお、これはなかなか。
しかもコーヒー一杯、800円くらいから…高いな。
だが、ドアを半分開けてしまった。
幸い、ちょっとだけ財布に重みがある。
店内写真厳禁。
でも、この雰囲気…いいな。
で、出された珈琲だが…
美 味 い
安いチェーンのコーヒーとは違う。
粉っぽさはない。
それなのに、珈琲の深い苦みと旨味が、ドロっとして、
口全体に幸福な香りが広がる。
飲み込むと、喉にしっとりと纏わり、
胃に到達すると、甘い香りがふわっと戻り、まるで身体中が珈琲豆の袋になったかのような錯覚に陥る。
これで950円は、高いと思うだろう。
でもな、ショットバーで、美味いウィスキーをワンショット頼むと、同じくらいの値段だ。
あと、キャバクラというくだらない場所だと、一座り5000円からだ。ジンロのような糞酒と、苦痛でしかないおしゃべりのために、そんなことに5倍の金をかけるくらい、馬鹿なことはない。
人生は理不尽。
人生は皮肉。
酒も良いが、この一杯の珈琲と巡り会っただけでも、人生、捨てたもんじゃない。
来月から、スタジオに通うことになるが、
終わってからここで、一杯…したいな。
あ、となると、節約せんと。
やはりこの金額はちょっとキツイ。
ん?
一人酒の回数を減らせば良い?
確かに!w